不安や焦りを、チャンスにするには?
政治も経済も先行き不透明。身の回りでも増えるグローバル化の事象現象。自分だけが取り残されたような気持ちになったり、不安や焦りが募っていませんか?
2011年 新年明けましておめでとうございます
年末~年始にかけて、東京近郊はすっきり晴れ渡り、穏やかな年初を迎えています。その一方で豪雪に見舞われ、停電や足止めなどの影響を受けた方もいらっしゃるとのこと。被害にあわれた皆様、お見舞い申し上げます。これからは、自然の影響は、誰でも受けることでしょう。予期できることは備えや回避する知恵を。不測の事態には対応していけるタフさが求められていることを、あらためて感じる年明けとなりました。
2011年の抱負
さて、2011年の初ブログは、誠ブログさんからいただいているお題"2011年の抱負"です。
抱負を語る前に、抱負とは一体何なのでしょう?大辞泉によりますと、
"心の中に抱いている決意や志望"とあります。
その意味であれば、私の決意や志望は、起業時(2006年)から一貫しています。それは、"30代を元気にする"ことです。私が考える30代の元気さに必要な要素とは次の3つです。
1.自身の成長の機会に恵まれること
2.自身の成長における支援が受けられること
3.自身が成長することで、周囲に好影響を与えられること
この3つを照らしてみると、先行きが不透明な2011年は、30代にとって好機だと思っています。
その好機を活かしてもらい、私の決意や志望を実現するために、今年私が取り組むべきこととしては、30代の人達が力を発揮しやすいような環境をつくることや、必要な支援をしていくこと。この2つです。こちらの具体的な内容は、明日のブログでご紹介させて下さい。
不安や焦りを、チャンスにするには?
さて、決意や志望など、偉そうなことを書いていますが、私の元々の性格は"極度の心配症"です。常に想定されるリスクを考えています。その性格が功を奏して?か、リーマンショックが起こることは2007年末から、2009年に発生した豚インフルエンザも、インフルエンザの流行を半年以上前から想定していました。
で、想定していたんですが、想定していなかった人と比べて何かいいことがあったか・・・と言われると、これが何もいいことがなかった。
その時期に、事業を拡大するような計画をしなかったので、それは良かったのかもしれません。しかし、リスクを意識するあまり、無意識のうちに何もかも消極的で、受け身になりました。その結果、不安や焦りはますます増えていったのです。
ビジネスをする上で、受け身であることは、最大のリスクです。
色々なことを心配した結果、自分が呼び寄せ引きつけた物は、"最大のリスク"だったのです。そのことに気付いたのが、2009年の10月頃。これではいけない・・・と思い、自分の考え方と行動を軌道修正しました。
軌道修正のために意識した3つのこと
軌道修正のために次の3つのことに意識して取り組みました。
1.こういうことが出来たら幸せだな~という、仕事のイメージを明確にする
(イメージを考える上では、森川さんの「自分軸」を活用。自分がしたい仕事のイメージが明確になりました。興味のある方は、参考情報欄をご覧ください。)
2.いただいた仕事は、頼まれたことにプラスαを付け加える
3.人と出会う機会を増やす
1.は、半日ほど考えるためのまとまった時間を作ることがお勧めですが、それ以外は、日常の仕事の中で意識すれば出来ることばかりです。ポイントは、どんな仕事をする時も"意識する"こと。それだけで、自分の取り組み姿勢が変わり、その結果アウトプットが変わってきます。
その結果何が起こったかと言うと、やることが増え、心配する時間がなくなったんですね(笑)。そして、1つ1つのことにしっかり取り組んでいると、次のことに繋がる話しが生まれ、それをしっかりやりきろうとするうちに、また、次の話しが生まれ・・・という、好循環になってきました。
心配症がなくなったわけではないので、不安や焦りを時々感じることはありますが、そう感じた時にどう対処すればよいのかがわかったので、不安や焦りといった感情が湧いてきた時に、"1.~3."に意識して取り組むようにしています。
自分にある不の感情に気付くこと。それがチャンスになるとは、自分でも思ってもみませんでした。
私と同じように、将来や変化する状況に対して、不安や焦りを感じてしまう人。ご紹介した方法、試してみて下さいね。
それでは、私の決意であり志望でもある、"30代を元気にする"ことに今年も取り組んでいきます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
原田由美子
(参考情報)
自分軸に関連する記事 「できることを全部やるのではなく」2010年4月23日 森川滋之氏