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デジタルでBtoBセールスはできるのか!?

会社周辺の清掃活動への参加

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今週、私の勤務先であるIBM幕張事業所において、事業所周辺のボランティア清掃活動が実施されました。
事業所の総務が音頭をとって、有志が昼休みの時間を使い事業所周辺の清掃をしようというもので、月に1回のペースで開催されています。私は3回目の参加です。

清掃といっても、昼休みの45分間のみでの作業ですので、ゴミ拾いのみです。参加者は、ゴミ拾い用のトング、ゴミ袋、軍手を受け取って事業所の外に繰り出します。事前申し込み型ではなく、当日参加のため参加人数も事前には確定できず、そのため清掃エリアを割り当てるというようなこともしません。自分が好きな方角に向かって歩き出します。
東関東自動車道(東関道)で東京都心から成田空港方面に行ったことがある方は見かけたことがあるかもしれませんが、IBM幕張事業所は東関道に面しています。高架の東関道の下には国道357号線が走っていて、かなりの交通量です。車道と歩道の間には植え込みがあるのですが、ちょっと覗き込んでみるとペットボトルやらおにぎりの包装紙が見つかります。また、隣のビルとの間には遊歩道が設けられているのですが、ここの植栽部分にはタバコの吸殻が目に付きます。こうしたゴミをトングでつまんでゴミ袋に放り込んでいきます。

ボランティア清掃と名づけられていますが、私個人としてはボランティアといった感覚はなく、楽しんでやっています。何が楽しいのか。私は誰も誘わずに一人で参加しています。ですので、黙々とゴミを探して歩きます。何も考えずに無心でゴミを拾うのが気持ちいいんですね。宝探し的な感覚もあるかもしれません。ゴミ袋に入るゴミが増えるとうれしくなってしまいます。本来はゴミは少ないに越したことはないと思いますが。

ボランティアと名前がついているのは、環境美化、地域活動として位置づけられているからです。IBMは社員がボランティア活動、もう少し広く捉えると社会貢献活動ですが、そういった活動をすることを推奨しています。IBMならではのボランティアとしては、プロジェクト管理ワークショップを開催したり、トライサイエンス実験教室で子どもたちの理科実験をサポートしたり、といったものがあります。以前ブログで紹介した、World Community GridというPCの空きCPUをグリッドコンピューティングの技術を用いて提供するプログラムも社会貢献活動の一環と位置づけられています。
ボランティア活動を支援する仕組みとしては、オンデマンド・コミュニティー(ODC)という制度があります。IBM社員やIBM定年退職者の地域コミュニティでのボランティア活動を支援するプログラムで、世界中のIBM社員ボランティアにオンラインで資料やノウハウを提供するものでもあります。
ODC登録者を対象にIBM社会貢献活動の経験と実績に基づいて作られた資料やツール、トレーニング・リソースなどのソリューションがWeb上で公開されていて、ODC登録者はいつでも、どこからでもアクセスし、利用することができるようになっています。教育、社会福祉、環境保全、国際交流などの対象となる分野で活動を行う社員に対しては、特別有給休暇や休職制度を提供し、社員が継続的にボランティア活動ができるよう支援する制度もあります。

このIBMのボランティア活動、社会貢献活動については、IBMのWebサイトで公開されていますのでご関心のある方はご覧ください。

オンデマンド・コミュニティー(ODC)

ボランティア活動

社会貢献

私の参加する事業所周辺の清掃活動は、ボランティアというにはおこがましいレベルではありますが、自分自身が楽しんでやっていてそれが一応ボランティアと位置づけられるのであれば、それはそれでいいことなのかなと思っています。今後とも、仕事の都合がつく限り、参加していくつもりです。

写真は、今回の清掃で拾い集めたゴミ、事業所の前の国道、IBM幕張事業所です。

ゴミ拾い.JPG国道357号線.JPGIBM幕張.JPG

IBM 中山貴之のWeb Page

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