IBMからキンドリルに移籍しました
2021年9月1日、日本IBMからキンドリルジャパンに移籍しました。
IBMは2020年10月、マネージド・インフラストラクチャー・サービス事業を分社化することを発表しました。企業・組織に対する信頼の重要性が高まり、社会基盤としてのテクノロジー・ インフラストラクチャーの堅牢性・信頼性を維持しながらオープンかつ柔軟に対応していくことが求められていく中、IBMとの強力なパートナーシップを維持しながら、より広範囲なエコシステムのパートナーとの協業を強く推し進め、 お客様とともに新しい社会価値をつくっていくために分社という選択をしました。
キンドリルはKyndrylと綴ります。Kyndrylという名称は造語で、親族・関連などの意味をもつkinshipと植物のつるを意味するtendrilを合わせたもので、お客様、パートナーといった人々と常に人類の進歩に向けて取り組んでいく、という意思を表すものです。
これまでのブログで少し触れていましたが、私はこれまで、IBMの中ではソフトウェアやクラウドサービスを長く担当してきました。マネージド・インフラストラクチャー・サービス事業は、IBMの中ではGTSと呼ばれてきた部門で、日本IBMの中では最大規模の人員を有する組織です。ここに私は2021年1月に異動してきました。
キンドリルの目指す姿は「社会成長の生命線」です。テクノロジー基盤を通じてお客様とともに社会を支え世の中に新たな価値を生み出すことを目指します。
私はこれまでIBMにて、デジタル・インサイドセールスとして、Face to Faceによらない手法での営業活動に取り組んできました。キンドリルはハードウェアやソフトウェアといった製品を持たない会社です。こういう会社で、デジタルの活動をどのように進めていけばいいのか、しばらくは手探りが続くのではないかと思っています。新しい会社なので、まだ確立した方法論はありません。私は経営陣でも管理職でもありませんが、正解が何もない中では、IBM時代以上に自分なりにいろいろなことを試すことが可能だと考えています。前向きに楽しんでやっていきたいと思います。
キンドリル、耳慣れない会社名と思いますが、今後よろしくお願いいたします。