デジタル活動のベースをLinkedInへ移しました
私の現在の日本IBMでの所属は、このブログを始めたときと変わらず「デジタルセールス事業」です。当初は「インサイドセールス事業」でしたが名称が途中で変わりました。
デジタルセールスにおいては様々なツールを使って、訪問型営業とは異なる営業活動を実施しており、そのツールについてはこのブログでも何回か取り上げました。そのツールの中の最もキーとなっていたのが営業個人専用のWebページです。私のブログの最後に必ずリンクを掲載していたので、ご覧になった方もいると思います。お勧めの製品情報、セミナーのご案内などを主なコンテンツとし、原則として平日は毎日更新していました。
この専用ページですが、昨年の6月をもって休止となりました。
私のサイトにくれば様々な情報にアクセスできる、ということで、お客様にも一部の社内の人にも好評をいただいていましたので、私にとってはインパクトの大きな出来事でした。これから先、どうやって情報発信していけばいいのだろうか。
専用のツールがない以上、世の中にあるツールを使うしかありません。
IBMでは、ガイドラインに準拠していればSNSを利用することは認められています。そこで、私としてはこれまでも利用していたLinkedInを核とすることとしました。
LinkedInは、ビジネス版のFacebookという呼び名もある通り、主にビジネスパーソンが使う交流ツールという位置づけです。ワールドワイドではこの場でビジネスマッチングや商談も行われているようですが、日本ではまだ認知度が高くないせいか(Microsoft社の傘下となってからは上がってきているように思います)、転職のためのサイトという認識を持っている方も多いと思います。私にもつながり申請を多くいただくのですが、かなりの部分が人材コンサルタント、いわゆるヘッドハンターの方です。
それはそれで事実なのですが、プラットフォームとして見た場合、以前私の専用サイトで紹介していたコンテンツを掲載することはできます。
利用者が多いFacebookと比べると、タイムラインに当たる「アクティビティ」欄が、ワンクリックしないと展開されない点がいま一つかと思っていますが、自己紹介や職務経歴の欄は書きやすいというのが私の印象です。
工夫次第では、自分の専門性のアピールや知らせたい情報の提供の場にできると考えており、現在は、会社のメールの署名欄にもLinkedInのURLを付けています。
ヘッドハンターの方からのつながり申請もすべてOKとしているのでつながり人数はもうすぐ1400人ですが、規模を追うことなく、地道に活用していこうと思っています。