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ギネス世界記録に挑戦しました

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あなたは何らかの世界記録を持っていますか?私は持っています。

と、胸を張って言うほどではないのですが、ギネス世界記録達成のメンバーの一員である、ということは事実です。
社内のイベントでギネス世界記録更新にチャレンジ、というのがあり、それに参加しましたので、そのことについて少し書いてみたいと思います。

子どもの頃、ギネス世界記録っていうとすごいなぁと思いませんでしたか?純粋にすごいなと驚嘆してしまうもの、なんだそれとちょっと笑ったり呆れてしまったりするもの、いろいろなものがあります。最近では、24時間テレビなど、テレビのバラエティ番組で、タレントや一般の人たちがグループでチャレンジする企画を目にした人も多いのではないでしょうか。
今回、私の所属する日本IBMの社内イベントで、こうした、グループでの記録更新にチャレンジする企画があったのです。

年に一度のTown Hall Meetingと入社式をミックスしたような社内イベントにおける企画です(このイベントはIBMのSNSでも公開されているものです)。
チャレンジしたのは、「手拍子のみを用いて音楽を作り出し、演奏する (Largest clapping ensemble)」というものです。日本IBMおよびIBMグループの社員が一斉に、Queenの "We will rock you" を「手拍子のみを用いて音楽を作り出し、演奏する」というギネス記録にチャレンジです(なお、こちらは新規のチャレンジではなく、過去にこの種目での認定記録があるそうです)。

会場は幕張メッセ。参加した社員は4000名強と事前にアナウンスがありました。手拍子だけを使うのですが、手のどの場所を叩くかが事前にガイドされます。リズムに乗って叩く必要があります。"We Will Rock You"というと、つい足踏みをしたくなるのですが、それは厳禁です。歌うのも不可です。それをすると失格です。人数から除外されます。
リハーサルを2回ほど実施した後にチャレンジが開始されました。5分以上続けなければならないということですが、この曲は2分強なので、3回繰り返します。終わる頃には正直言って手が痛くなりました。
テレビの企画では、女性審査員の方が判定し、結果を発表しますというのが映りますが、今回の企画でも同じです。公式認定員というらしいですね。今回、実際にテレビでよく見かける認定員の方で、高揚感が増します。でも驚いたのは、この認定員の方以外に、監視人という方がざっと50人近くもいたことです。4000人の参加ですからね、それくらいないとチェックできないですよね。実際、チャレンジ中に、我々社員の間に入って鋭い視線で手拍子をチェックされていました。非常に厳格なんだなと思った次第です。

チャレンジ終了後、30分の休憩の間に判定が行われました。結果、3962名として世界記録更新となりました。
4000人強が参加だったので、数十人は認定されなかったこととなります。認定されなかった理由は公表されていませんが、想像するに、演奏時間が長くてちょっとだれてしまったのではないかと思います。厳密にチェックされているのだなと感心しました。

このギネス世界記録ですが、このようにある種、会社や各種団体のイベントを盛り上げる企画として活用されているようですね。町おこしイベントとしても使われているようです。このあたりは、「ギネスワールドレコード」のサイトにも掲載されています。
チームの結束を高める、イマ風に言えばTeam Buildingとでも言うのでしょうか、そうした目的のもとに活用されているというのは、初めて知りましたが、参加したときの高揚感からすると、コストがかかっても一定の効果があるものと思います。

個人的にはいい経験でした。皆様もチャレンジしてみてはいかがですか?


日本IBM Facebookページでの紹介

ギネスワールドレコード社での掲載 <Largest clapping ensemble>

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IBM 中山貴之のWeb Page (平日は毎日更新中)

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