お客様とのコニュニケーションを営業担当者のスマートフォンからも~デジタル・ツール紹介その7
前回のブログで、外部(お客様やビジネスパートナー様)から私たちIBMデジタル・セールス担当者へのコミュニケーション手段として、PCからだけでなく、スマートフォンからもアクセスできるようにしていることをご紹介しました。
今回は、その反対に、IBMの担当者がモバイルツールを活用することによって、オフィスにいるときと同じように仕事ができるようになっている様子を、少しご紹介したいと思います。
セキュリティ対策の観点からPCを社外に持ち出せないようにしている企業もありますが、IBMではきちんとしたセキュリティ対策を施した上で、社外でノートPCを使うことを認めています。営業やSEはお客様先に出ることが多く、オフィス外でも業務ができるようにする必要性があり、そのための環境づくりを整えてきました。かなり以前からIBM社員はノートPCとモバイルルーターによって、いつでも社内イントラネットを利用できるようになっています。
昨今スマートフォンが普及するようになってからは、PCを立ち上げることなく、スマートフォンからも社内システムにアクセスできるようになってきています。
こちらもきちんとしたセキュリティのためのツール(IBM MobileFirst Protect<Maas360>)を入れることが前提であり、それを導入、設定すれば、メールやカレンダー、その他のシステムにアクセスすることができます。メールやカレンダーでは特に真新しさは感じないと思いますので、それ以外のアプリケーションをご紹介します。
まずはこれまでのデジタルツール紹介でも何度かお伝えしているテキストチャットです。スマートフォンでのチャットは、最近定番となっているLINEメッセージアプリをイメージしていただければと思います。電車で移動中に同僚にちょっと質問をしたい、といったときに便利です。社内のイントラネットWebサイトにアクセスすることももちろん可能です。また、IBM Connectionsという、いわば社内SNSを利用することもできます。ここまでは、通常のIBMの営業・SEが利用するシステムです。
<このイメージは、お客様とのチャットを行うIBM営業担当者のスマートフォン画面です>
私のようなデジタル・セールス担当者は、これ以外にも特別なツールを利用することができます。
デジタル・セールス担当者は、お客様とチャットで対応することにより問い合わせを受けたり商談を進めたりすることがあることを以前紹介しました。基本的にデジタル・セールス担当者はオフィスに常時在席することで、こうした問い合わせに対応しているのですが、社外に出なければならないこともあり、そうした際に、スマートフォンにてお客様からのチャット問い合わせに対応することができるツールが用意されています。
また、前回もご紹介しましたとおり、デジタル・セールス担当者は、個人ごとに専用のWebページを持っているのですが、このページのコンテンツの編集をPCからのみならず、スマートフォンからもできるようになっています。通勤の電車の中や食事中にふとお伝えしたいメッセージが浮かんだ、といった場合にその場でメッセージを作成してWebページにすぐに公開することができるのです。
このように、IBM社員、特にデジタル・セールス所属の営業担当者は、いつでもどこでもお客様に情報発信をしたり双方向コミュニケーションができたりする環境のもとに、日々の活動に取り組んでいるのです。