Web会議機能による画面共有~ デジタル・ツール紹介その3
前回のデジタル・ツールご紹介にて、営業担当者がサイト来訪者とチャットにてコミュニケーションするツールをご紹介しました。
チャットは基本的には文字ベースのやりとりとなりますので、少し突っ込んだ内容についてディスカッションをしようとすると、表現上厳しい場面がでてきます。
それを補う手段として、2つの方法を備えています。
一つ目はチャット上で画面ショットを貼り付けて送信する方法です。営業担当者側のチャットアプリケーションに、画面ショットを取得して相手に送信する機能があります。これにより、簡単なイメージ共有を行うことができます。
もうひとつはWeb会議(インスタント・ミーティング)の機能です。
たとえば、Power Pointのプレゼンテーション資料をページをめくって説明したりする際に使います。
テキストチャット中に資料を見てもらう必要があるとなった際に、営業担当者側から来訪者に対して「Web会議に招待」する形で資料の共有を開始できます。
画面ショットの共有だけでなく、プレゼンチャートでページをめくりながら説明したり、ポインターやマーカーで強調したりして、資料を動的に見せることができますので、電話での会話と併用して使うことにより、相手の理解が格段にあがります。
なお、営業担当者のPCの画面そのものをチャット来訪者に見せることもできるので、特定のアプリケーションだけしか見せられないということではありません。
弊社インサイド・セールス部門では定期的にWebサイト上でのセミナーを開催し、リモートからの参加者にも製品紹介等を行っていますが、この営業WebページからのWeb会議機能を使えば、いつでも製品のご紹介をすることができるのです。即席のWebセミナーを営業担当者が思い立ったときにすぐできる。これは効果があります。
このように、Face to Faceの代わりになる情報共有機能を持たせることで、Webサイトというリモート環境からでも十分に営業活動ができるようにしているのです。