だから、家ではアナログ人生 ・・・・・ だったのに orz
昨日、「仕事における IT の割合 - ワープロソフトはいらない!」のブログを書いた。今までの人生、あまりにデジタルな生活だったので、数年前、家ではアナログな生活をしようと思いついた。
9.11 以降、テレビは見なくなったし(あ、テレビはアナログか)、新聞読まないし、電話も置かない(強気だ)。電話を置かない、ということは、PCを接続しない、ということ。ここが”みそ”ね。仕事をすべてITで出来る、ということは、PC を会社のWANにつなげてしまえば、「どこでもドアー (大山のぶ代さんの声で)」 のように 「どこでもお仕事ぉ」 になってしまう。
おらぁ、そんなのいやだっ。ただでさえ、折り目節目のない、だらだらした性格のわたしである。家から仕事をし始めたら、むちゃくちゃになってしまう(?)。だから、どうしても仕事が片づかないときは、土日だろうと会社に来てやる。家に仕事を持って帰らない。
なれてしまえば、テレビがなくとも生きていけるし、電話は携帯にかけて貰う。つまり私の携帯番号を知っている人だけと、コミュニケーションが取れればいいのだ。新しく知った人で親しくなったら携帯番号の交換をする。それだけ。かみさんが仕事上、FAX を受けなければならないので、別宅 (といっても賃貸アパートの隣の部屋) には、電話は置いてある。大家さんが道楽でやっているアパートなので、青葉台のあの立地としては、申し訳ないくらい安い。そこで、2軒部屋を借りているのだ。以前書いたが、隣は普段は物置と本の保管場所となっている。
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ところが、サンもこんななまけものは許さん!と思ったのか、なんと「Sun Ray 2 N」というノートブック型シンクライアントを貸し出してくれた。「Sun Ray 2 N」は、見た目、普通のノートブックPCと同じで、しかし機能はシンクライアント。だから、CPU もディスクもない!(CPUやディスクが付いているものはシンクライアントでは、ありません!)。
ということは、泥棒さんが我が家に入って、この「Sun Ray 2 N」を盗んでも、なんの情報も取り出すことができない。だって、この手元にある「Sun Ray 2 N」にはディスクがないので、情報を置きようがないのだ。高いセキュリティってのは、こういう事を言うのさっ!
「Sun Ray 2 N」の写真。 身近に「Sun Ray 2 N」の写真がなかったので、同僚の輪崎くんのブログサイトから拝借。
Sun Ray を自宅から使うことについては、弊社のブログサイトの「Think Thin日本語」をご覧下さい。このサイト、Sun Ray のトピックスが満載です。
さて、サンがさるもの、ひっかくもの、なのなら、私もそれなりの筋金入りの怠け者(??)である。我が家には、電話はひいていません。お金がないので。引けというなら、給料上げて。という作戦に出た。勝ったね、と思うのも、つかの間。
「いらないなら、返してちょうだい。」
作戦に出られてしまった。筋金入りの怠け者だが、それ以上に、貰った物を返すほど、度量は大きくない。と言っても、いまさら、アナログな生活を変えたくはない。う〜む。
なあ〜んだ、隣の家に導入すればいいんじゃん。何で今まで気が付かなかったんだろう。普通のサンの社員だと、自宅の居間などに置くのだろうが、私の場合は、隣の家に「出勤」すればいいのだ。それなら、だらだらと仕事をすることなく、仕事は仕事、生活は生活と区分けも出来るし、しかも、仕事場へは 10 秒だ。おお、そうすると「ワーク・フロム・ホーム」が出来てしまうではないか。
ということで、年末は導入作業だ。あ、ADSL にしなきゃ・・・。orz
追記:訂正です。社内のエンジニアから適切なコメントを社内メールでもらいました。さすがにSun Ray は AMD Alchemy のCPUは搭載しているが、アプリケーションを実行するCPUを持っていない、ということでした。Aさん、サンキュー!