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T-01Aと学校教育

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先日、親戚が京都の祇園祭に行ってきたので、子どもたちに写真を見せながら祇園祭りの様子を話してくれました。毎年参加されているので話には臨場感があり、子どもたちも聞き入っていました。最後のほうになって、私はT-01AでYouTubeで祇園祭りの様子等を見せたところ、実際に動いているのを見て理解を深めたようです。会話の中に必要に応じてさりげなく動画を見せながら説明をするというのはなかなか高いように見受けられます。

私自身T-01Aは教育分野において、かなり役に立つツールではないかと感じています。例えば、小学校の授業において、パソコンルームでパソコンを立ち上げるのではなく、自分の机の上で短時間で立ち上げて、電子教科書を読んだり、理科の動画コンテンツを見たり、インターネットで調べ学習をしたりといった様々な利用用途が考えられます。

タッチパネルの機能もあるので、ペンでメモをし、各々の回答を調べたり、デジタルデータとしてアーカイブしておくといったこともできるでしょう。Google Map等を使って場所をタッチしながら地理の勉強をしてみるのもおもしろいでしょう。(学校向けのコンテンツの充実が大前提となりますが)アイデア次第で様々な活用ができそうな気がしています。

また、教師においては今後校務システムの導入が進むようですが、先生はなかなか机に座ってパソコンで作業をするのは難しいので、合間合間を利用してT-01Aで作業をするといったこともできるのではないでしょうか。

学校に携帯電話をもっていくことに対して様々な議論があります。もちろん運用面が一番重要ですが、携帯電話を進化させることによって、学力を向上させるツールになりうるものだと思っています。むしろ学校教育向けにソフトウエアやセキュリティツールをインストールする等、カスタマイズした携帯電話端末を持たすといったこともできるのではないでしょうか。学内では、携帯網につなぐのではなく、無線LANで接続すれば、通信料もかからず利用することができます。

私自身の持論ですが、携帯電話は、タッチパネル+大画面の携帯電話が普及すれば、学校裏サイトやネットいじめは大幅に減少するのではないかと考えています。

スクール・ニューディール構想でパソコンの導入が進むかと思いますが、是非、T-01Aのような携帯端末の導入と授業への活用方法も検討していただきたいものです。

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