英語で学位のとれる大学が日本に増えてきているのを知ってますか?
留学生を増やすために、各大学はどのような努力をしているのであろうか?
前エントリーではWEBサイトの多言語化という観点で、アークコミュニケーションズで調査したことを報告した。
本エントリーでは英語で学位のとれるプログラムのことをお知らせしたい。
文科省が打ち出している、2020年をめどに留学生を30万人するための計画。
2013年現在14万7千人となかなか留学生の数が増えずに苦労している。
文科省はその理由のひとつに、「日本に留学するには日本語が出来なければいけない」があると考えている。(英語が母国語の国であるアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダはそれぞれ、留学生受け入れ順位は、1位、2位、4位、7位と上位を占める)
さて、ここで質問だ。日本には現在英語で学位(修士・博士号は除く)のとれるプログラムは何大学あるだろうか?
私の世代で真っ先に思いつくのは上智の比文(比較文化学部)だろうが、それ以外は?
アークコミュニケーションズが今年の春に調査したところ、
大阪大学
京都大学
九州大学
慶應義塾大学
国際基督教大学
国際教養大学
上智大学
城西国際大学
多摩大学
筑波大学
東京基督教大学
東京国際大学
東京大学
東北大学
同志社大学
テンプル大学ジャパンキャンパス
名古屋大学
名古屋商科大学
広島女学院大学
宮崎国際大学
明治大学
明治学院大学
横浜国立大学
立命館アジア太平洋大学
立命館大学
早稲田大学
(あいうえお順)
と26大学あった。
来年春に新しくプログラムを開設する大学もある。この傾向は、英語のWEBサイトを持たない名門校があるフランスでさえも起きている。
あの誇り高きフランスの大学が、英語による教育を拡大へhttp://president.jp/articles/-/10181
さて、これらのプログラムは各大学の英語のWEBサイトで情報が提供されているのだが・・・残念ながらわかりにくい。(見つけにくい)
というのも、英語サイトでは、日本語で受けるプログラムについても紹介されているので(大学広報の観点からは当然である)、その大学に英語で学位の取れる授業があるという知見をもたない受験生からは探しづらいのだ。
そこで、アークコミュニケーションズではCSRの一環として日本で英語の授業のみで学位がとれる
大学の情報を集めた検索サイトUNIV.IN.JAPANを運営している。