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すぐさま1年。今年も東大ア式蹴球部の卒部式でご挨拶

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大学スポーツの支援をしていて思うこと。4年(短大なら2年)で選手がいなくなる大変さ。優勝したチームが翌年いきなり弱くなることはよくあることだ。

さて、東大の女子サッカー部は、正直11人を集めるのが大変なレベルに現在はある。
そして、その部員のほとんどが高校まで未経験者である。そういう中、4年間サッカーを続けて、卒業する。尊いことである。

**********卒部式の挨拶から**********************

ご卒部おめでとうございます。毎年、ここでご挨拶をさせていただいていますが、私って、どう言う立場なのだろうか?と、いつも思います。ア式蹴球部女子のOGでもない、コーチでもない、そもそも、サッカー経験者でもない、でも、あなたたちのプレーを見て、心を動かされ、一生懸命応援していました。

つまり、私はあなたたちのファンであったわけです。

残念なことに課題も多かったし、強いチームでもありませんでした。大差で負けることもありました。練習をしてもなかなか成果につながらなかったことも多かったことでしょう。しかし、そういう困難の中でも、サッカーを続け、前を向き続けたあなたたちは、まぎれもなく、私の推しだったのです。

人生は、楽しいことより困難なことの方が多い、いえ、多くはないのでしょうが、一旦困難を味わうと、それまでの楽しいことを一気に吹っ飛ばすほど、大変さを味わうことが多いです。
この大変な時期をどのように過ごせるかが、長い人生の豊かさに大きく関わってきます。
ア式で味わった楽しさと苦しさの両方がこれからのあなたちの人生のよすがの一つになることでしょう。

ぜひ、縁を大切に、OGとして、そして同窓会のLB会を通して、皆と繋がっていてください。
そして、サッカーに限らず、これからもずっと私の推しでいてください。
この度はご卒部おめでとうございます。
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卒部生も、皆、ご挨拶をする。どなたも4年間の思いがいっぱい詰まった重みのある言葉で、私は彼らの話を聞くのが毎年楽しみなのである。
そこで、今年の私の挨拶は「短く」を意識してみたのだが。。。
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