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苦手なことにやる気スイッチが入った!

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「やる気スイッチ」なるものを探しても見つかるものではありません、と「やる気スイッチ」の授業をなさっている先生がおっしゃっていた。

*********全体会議の話から*************************

スキーやオリエンテーリングの支援を10年以上続けていますが、私個人はクロカンもオリエンテーリングも不得手です。同じ時間を投じたら、きっと他の競技種目のほうが上手になることでしょう。

それでもなぜ私がこれらの競技を続けているかといえば、マイナー競技ならではの楽しみ~トップ選手と限りなく近い距離で競技をすること~ができるからです
ちょっと100メートルが速いからと行って、日本代表のサニーブラウン選手と一緒に走ることはできません。
しかし、マイナー競技は同じ大会にトップ選手も出場します。競技中にスキーオリエンテーリングの日本代表の石原選手やオリエンテーリングの日本代表の小牧選手にものすごい勢いで抜かれていくわけです。なかなかの醍醐味です。そんなインセンティブですから、さほど上手になりたい気もなく続けていました。

なにせ私の方向音痴と言えば筋金入り。
子供の頃転校するたびに、自宅に戻れなくて泣いていたくらいですから。

ところが、先日、元全日本コーチに「地図を読めない人はいない。読む気があるかどうかだけだ」と言われ、なぜか腑に落ちてしまい、地図を読む気になろう!と思ったのです。

四半世紀もちんたらやっていて、さほど上手になろうと思っていなかったのに、なぜこのタイミング急にスイッチが入ったのか、自分でも分かりません。

しかし、スイッチが入ったのです。
スイッチが入って、地図を見たら、今まで無視していた茶色の等高線が読めるではないですか!驚きです。
だからといってすぐさま成果につながるわけでもないのですが、何かが変わりました。

やる気スイッチって面白いですね。
息子の高校の先生が「やる気はスイッチがあって押したら出るものではない。そんなことは幻想だ。淡々とした日常生活の中でスイッチを自然に入れるのだ」とおっしゃっていましたが、まさしくそんな感じです。

筋トレをするなど少しずつフィジカルを強くする努力をするようになって、つまり、スイッチが入りそうな環境がここ半年くらいあって、元コーチの言葉に押された感じです。

さて、四半世紀もさして興味のないことにスイッチが入った成功体験を持った私としては、皆さんだっていつどこで仕事においても趣味においてもスイッチが入るか分からないと本当に思います。
そしてスイッチは得意なことばかりに入るわけでもない、ということも強調したいです。
苦手なことは伸びしろが大きいのがいいところです。

テストで90点の人が95点に伸ばすのは大変ですが、30点の人が50点に伸ばすのは実は簡単です。

今日は、いくつになっても日常の中でやる気スイッチを入れられる話、不得手なことにもやる気スイッチを入れられることを私の経験を通してお話しました。

皆さんもぜひやる気スイッチを入れてください。

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なんだかやる気だけは満々!1年後には成果につながっているかな?

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