抱き込め!ユーザー、巻き込め!デベロッパー:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 抱き込め!ユーザー、巻き込め!デベロッパー

クライアントの言葉に傷つくことのあるSIの方や、SIの言葉に何か騙されているような気がしているクライアントの方へ

« 2012年9月29日

2012年10月18日の投稿

2012年11月8日 »

オルタナでは結構「プロとはなんぞや?」的な論議がよくなされます。

自分自身への叱咤激励、として、プロとはかくあるべし、というのを思って、というとこもあるのかもしれません。

もしくは、自分自身がプロとはかくあるべし、と思っているにも関わらず、その人の周辺環境において、その人からしてプロ、と感じられない人が居た時の鞘当なのかもしれません。

・・・だいぶ多くの人に鉄砲打ってるかな・・・?(苦笑)まぁいいや。

自分としては、そのポジションにおいて、やっぱ自分の意見を持ちつつ、多方面にわたって精通している人にプロを感じます。

以下、自分がプロを感じた例。

・今よりずっと昔の話。インターネットも(ちまたには)無かった頃。ジョージ・ウィンストンの「Longing/Love」(邦題は「あこがれ/愛」)を弾きたくなって、楽譜を買いに行ったら、その楽器店の店員さん曰く、「ジョージ・ウィンストンの楽譜は軒並み、本人の希望で発売停止になった。でも、「Longing/Love」だけで良いのなら、確か○○○の譜面集には残ってるはずなので、それで事足りると思うよ」と言ってくれた。(事実、その譜面集には載っていたので、それで事が済んだ、というか)

・数年前の話。とある日本酒を探していて、母体がその日本酒の蔵元に近いチェーン酒店に電話して「取り扱いありますか?」と聞いた時に、結果として取り扱いは無かったのだけど、こちらが言う銘柄(あまりメジャーとは言えない)を聞いて、何か端末で調べる風でなく、それはお取扱いしてないんです、すみません、と即答した店員さん。

・これも数年前の話。結構売れてるはずのマンガがなかなか平積みで見つけられなくて店員さんに聞いたら、その店員さんはあたふたした挙句「少々お待ち下さい」との返答(↓ブー(苦笑)。それを引き継いだ店員さんは、数秒で「こちらです」とスタスタ歩いて指し示してくれた(おお、素晴らしい!)

・西武バスの運転手。石神井あたりの商店街の軒先ぶつかるんじゃないか、と思う道幅の狭い所を、(日野のリエッセとかよりは遥かに車体の大きい)割とロングな形態のバスで抜けていくんですよね。きついだろうな、と思いつつ・・・。

メーカー、卸、商社、小売、SI、コンサル、事務、その他色々。世の中に色んな職業があります。本人が望んでその職業に就いたかどうかは別にして、周囲からすれば、その職業についている以上、その職業に対する”期待”がある訳で。その”期待”に応えつつ、”期待”を上回る何かを平然とできるかどうか、そこに本人達として鼻に掛けることもなく自然の行為としてできる人に自分は「プロ」を感じます。

そして、自分もそこを目指したい、と思っています。

だから、自分としては、自部署のネタ以外もちゃんと話のネタに出来る人でいたい、と思っており、それが自分のワークスタイルにおけるテーマでもあります。・・・全部は難しいんですが(苦笑)

t-senoo

« 2012年9月29日

2012年10月18日の投稿

2012年11月8日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

妹尾 高史

妹尾 高史

某輸送用機器製造メーカー勤務。国内四輪販売会社向けのITによる業務支援企画部門所属。
ミニ鍵盤奏者、という新しいミュージシャンカテゴリーを開拓中。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
usrtodev
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ