サーバ運用をしていると、数分、場合によっては秒単位のダウンが致命的になってしまいます。
物理的リソースにおいて一般的に多用されるのがディスクの多重化。
RAID-1がもっとも安価なミラーリングモードだけれど、ハードウェアの場合これが意外とホットスワップ対応な製品で値が張ってしまうもの。SCSIであればこの用途でSCAコネクタ仕様もあったけれど(もう過去のようなイメージ)、最近はもうRAIDでもEIDEやSATAが当たり前の状況です。
最近は、ぷらっとホームで買ったAccordanceのARAID99-1000Lを使っているのですが、ググっても国内どころか海外でもショップ以外の活用情報がごくわずか。
何を調べているかというと、Linux上でS.M.A.R.T.のようにARAID99-1000Lデバイス上のSNMP情報を取得するためのOSS。無いかなぁ、と半年程度暇を見て探してきたけれど、やはり無い。そうとはいえ純正でLinux版があったりします。
しかし、これがX上で使うという代物。サーバ上ならばデーモン起動させて、後はRRDToolやMRTGの類に任せるエージェント機能さえ実現してくれればいいのに…。GUIなど必要ないのに、とググった結果を思い出し納得します。
そうとはいえ、猛暑もあってディスク温度程度は気になるもの。サーバのシリアルポートとWindowsのクライアントをつなぎ、バンドルされていたWindows版で見ています。モニタリング魂には恥じるべき妥協です……。
RAID-1の動作状況はといえば、スゴぶる快調。というか、まだ2年程度の連続稼働だからかARAID99-1000Lに組み込む前のS.M.A.R.T.情報ではエラー記録が2、3回程度。日ごろは動作チェックと称して、意味もなくディスクをシングルモードにして、ミラーをさせてみたり。
それよりも実は気をつけたいのが設定ミス、操作ミスによるパーティション破壊。ARAID99-1000L導入前までに体験したディスククラッシュはほとんどが自らの操作ミスだったりします。バックアップをしようとしてクラッシュ! ディスクチェックをしてクラッシュ! ミイラ取りがミイラとなってしまい、これまた情けない……(汗
サーバに限らずディスクの大容量化で一挙に吹っ飛ぶデータ量も増すばかり。多くの人は、DVD-Rなどに?バックアップをするのでしょうか。自分はWindowsクライアントのデータバックアップしてませんね…。そういえば。
○とても参考になった国内有数なページ
http://whzat.minidns.net/shoko3/araid1000/
Special
- PR -kouta | 2005/07/20 14:27 |
自宅のLinuxサーバーでuptimeしたら、456daysと。バックアップしてないですね。このマシン飛ぶと復旧に3日はかかりそうです。そもそもどんな設定したか忘れてるし。というわけで、Acronis True Image 8.0というソフト買ってみました。まだサーバーのバックアップはおこなっていませんが、起動しなくなったノートの復旧には役立ちました。DVDにもバックアップとれるようですが、めんどうなのでHDDですね。容量が異なっていても関係なくディスクごとコピーしてくれるのはちょっと嬉しいです。 |
yoshi | 2005/07/22 03:04 |
a、musasabiさんのサイトが分かりました(^-^)。ブックマークしちゃいました。456daysってのはスゴイですね。確かにカーネル脆弱でぱぶりくからの影響は、それほど多くないですね。私も以前はNorton Ghostでバックアップしてたのですが、この所要時間がとてもとても長い……。ダウンタイム2時間以上とかなっちゃうのでやめました。 |
なしかる | 2005/08/22 02:59 |
巷の市販バックアップソフトの問題点って |