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モバイルシフトとソーシャル化によって変化するネットの世界を、読者と一緒に探検するBlogです。

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2006年9月21日 »
Feedpath社が(というより僕か(^^;))マイクロフォーマットを一押ししていることは公言しているが、日本ではなかなかすぐには浸透しない状況にある。
アメリカではオライリー社が「マイクロフォーマット・ショートカット」という(まあ早い話、早引き辞典みたいなものか)書籍を発売することに。基本一緒だから、アマゾンで購入してみるつもり。


O’Reilly has published an eBook, Microformats Shortcuts, written by Brian Suda.

It’s 56 pages and $9.99 (USD). Get yourself a copy (in PDF) over at the O’Reilly site.


Microformats eBook published by O’Reilly


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Googleって何が凄いの?という質問をよく受けるのだが、僕は常に、彼らは「Webの大きさを正確に把握している」からだと回答することにしている。彼らは自分たちの置かれている状況と、どのような存在になりたいかをきっちり理解している。

GoogleはWeb上にのみ存在する、摩訶不思議な世界であり、帝国である。それが最近ではさまざまな手段を使って、現実世界へ侵攻し始めている。まるで映画「マトリックス」のスミスのような感じだ。

Googleがさまざまなサービスを打ち出していることは、一大目標に沿った細小な戦術行為に過ぎない。彼らはWebを手のうちにおさめて、現実世界でも代わるものがないような存在になろうとしている。そのための戦略を明確に持っている企業だ。Microsoftもまたそういう企業であるが、戦略そのものにミスがあった。プラットフォームのパワーシフトの時期を読み誤り、さらにコンテンツビジネスへの参入にも完全に失敗した。


Googleの経営チームがいつまでこの権限を握っていられるかは分からないが、彼らを称えるのであれば、まずはその本質を模倣することから始めなくてはならないと思う。

日本の企業の多くは戦術を積み上げて、その数字を集積したうえで、それを戦略と勘違いしているケースが多いようだ。戦略は戦術の積み上げではない。戦略とは英語でグランドデザインというが、将来を見越した世界観をまず作り上げることが戦略、それに向かって作戦行動をとることが戦術である。
日本は昔からこれが不得手だ。無数の戦術を、一つの戦略に常に沿う形で立案するのは、その重要性を理解していても難しいものだ。これには、頭の良さ以上に、根性(という言葉は嫌いだが)というか、頑固なまでの信念が必要になる。つまり、信念を持つリーダーに権限を集めることが必要なのだが、日本人はこれが下手だ。途中経過で、なにかと軌道修正を迫ったりする。
戦略をたてたら、そう簡単にぶれてはならないのに、そのわりに戦術自体は一旦動き出すと、それが間違っていても変えようとはしない。これは逆だと思う・・・。

(たとえば第二次世界大戦時の日本海軍は、真珠湾攻撃の際に空母+航空機による攻撃がいかに効果的かを証明したが、それを教訓にして巨大空母中心の艦隊を作り上げたのは米国の方であり、逆に日本は依然として戦艦重視の艦隊を拡大し、結果として惨敗を喫したという事実でも分かる)


++ つくづく自戒をこめて・・・

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プロフィール

小川 浩

小川 浩

株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。ソーシャルプランナーユニット「オガワカズヒロ」のクリエイティブディレクター。著書に「Web2.0Book」「仕事で使える!Facebook超入門」「ソーシャルメディアマーケティング」「アップルvsグーグル」など。

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