Speed Feed:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) Speed Feed

モバイルシフトとソーシャル化によって変化するネットの世界を、読者と一緒に探検するBlogです。

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2006年3月11日の投稿

2006年3月12日 »

Web2.0BOOK、それなりに売れているようです。technoratiでみるブロガーからの評価も上々でうれしい

丸善 丸の内店で、Web2.0BOOKが手描きのPOPまでつけていただいているし、八重洲ブックセンターでもWeb2.0フェアとして、キャンペーンしていただいているなど、主要書店ではいろいろとプッシュしていただいていることに本当に感謝。梅田さんの『ウェブ進化論』が爆発的なヒットをしているので、それに引っ張られているのかもしれない。

#.  『ウェブ進化論』、読み終えました。面白かった!、でも物足りない?、
     という気がするところがよいのでしょう。
#. 『ウェブ進化論』で語られていない技術的な部分や、Web全体の歴史などを本書で
     補足いただくのがいいかと思う。

本を書く、ということと、Web2.0って、かけ離れているんじゃない?と揶揄されそうなのだが、事実その通り(笑)。出版というのは実にアナクロで古い世界だし地味な作業の連鎖である。しかし、バーチャルな世界(Web)とリアルの世界が交差することによって、様々な新しい事象が生まれてくる。そのためには、まだまだアナクロな努力を必要としていると思う。

hiro

Fbs03_08
昨日3月10日は第三回FBSカンファレンスが行われ、多くの聴衆を集めることができたのだが、ビジネスワークグループセッションで、僕の発表のパートを急遽差し替えて、アメリカから来日中だったFeedBurnerのCOO スティーブ・オルコフスキー氏に、米国のFeedビジネス市場の実態を講演していただいた。

詳しくはFBSのサイトで公開する予定であるが、 骨子を言うと、

  • Feedという言葉自体はアメリカでも一般的に知られているわけではない。
  • しかしFeedの利用者自体は急増している。メールの規格(POP/IMAP/SMTPなどなど)に関わらず、誰もがメールを使っているように、FeedもRSS/Atomなどの規格とは関係なく使われ続けている。
  • Webの黎明期に識者がその可能性に疑問を投げかけたが、やがて爆発的に普及した。Feedもまたおなじように今はその可能性を否定する人も多いが、必ずメール、Webに続くインターネットの大きなトラフィックとなる。
  • Feedには、タイトルだけのもの、少しだけ概略を加えたもの、全文を記述したものの3段階があるが、全文をFeedに記述したほうがトラフィックが伸びる。
  • Feedを(Feedリーダーなどで)購読する人は、Feedだけで全ての情報を得ようとする傾向が強い。

Feedに全文を記述するということはFeedのメディア化を意味する。僕が言う、Feed 1.0 → Feed 1.5 → Feed 2.0 という流れと、スティーブの主張とは一致すると思う。
Feedは明らかにWebとは異なるインターネットの新しいプラットフォームである。もちろんFeedが ネット利用の主流をWebから奪うことは無いとは思うが、ネット利用のトラフィックのかなりの部分を占めていくことは間違いないのである。
Feedpathはまだまだ未熟なアプリケーションなのであるが、これまでのいわゆるFeedリーダーがFeedを取得してWebにトラフィックを流すというツールであるのに対して、Feedだけで全てを完結することを目指している。その「場所」にたどり着くまでには、まだまだかなり時間がかかりそうであるが、今回のスティーブの講演で、勇気をもらった気がする。

hiro

CNETおよびインターネット・コムに取り上げていただいたように、イントラブログシステムのパイオニアであるブログエンジン株式会社の経営に参画することになった。Feedpathの企画・開発との兼任となる。
つまり、B2CとB2Bの両方を扱うことになるのだが、FeedとBlogというのは非常に近しい分野でもあり、単純に業務の量が2倍になったとは思っていない。

また、ぶっちゃけて言うと、実はブログエンジン社のイントラブログシステムは、僕が日立時代に企画して、基本要件を設計したものであり、また、イントラブログという言葉自体僕が作ったものである。つまり、1年前に半分泣く泣くあきらめた企画が、1年を経て、再び僕のもとへと戻ってきたのである。

僕は最近イントラブログの発展形として、また、Web2.0がイントラネットに対しても大きな影響をもたらすという意味で、イントラネット2.0というコンセプトを広く伝えようともしている。このコンセプトを具現化するというミッションを負っている企業がブログエンジン社であり、今後の僕のミッションの一つとなる。

hiro

GoogleがWritelyを買収した。いや、してしまった

いいんだけどね、Writelyとは直接話もしており、そう簡単には売却しないようなことを言っていたので、正直残念。
ベンチャーのEXITとしてはIPOよりもBuy Outが主流であるとは以前エントリーしたとおりだし、『Web2.0BOOK』でも、MS とGoogleの戦いや、ビジネスソフトの分野でのWeb2.0化を予言しているので、思った通りの展開なのだから、文句はないはずだけど、納得いかないなあ。

この分だと、表計算ソフトのWeb2.0企業Num Sumも、Googleに買われちゃうんだろうなあ。

[追記]
Writely(Upstartle)のJenこと Gianna Mazzonさんからメールをもらった。

   Hiro,

   We are all working at Google now! They'll keep us very busy here :-)

   Cheers, 

それならよかった。

hiro

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プロフィール

小川 浩

小川 浩

株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。ソーシャルプランナーユニット「オガワカズヒロ」のクリエイティブディレクター。著書に「Web2.0Book」「仕事で使える!Facebook超入門」「ソーシャルメディアマーケティング」「アップルvsグーグル」など。

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