Report on Japan's infrastructure topic on weekend.
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日本のわれわれが日本語で書いて、それを米人の日本語読解が堪能な人が品位の高い英文に翻訳して、それに米人の実務担当者が赤を入れて、それを米人の編集系の人がリライトして、それに米人のえらい人がさらに赤を入れて、それが日本のわれわれに戻ってきて、「間違っているところがないかどうか、チェックせよ」なんてやられた日には、当初のオリジナルは跡形もなくなっていて、わけわからん記述が跳梁跋扈している、なんてことがよくあるわけです。
こういう状況では、途中に入っている人たちの誤解を解くなどという回りくどいことはせずに、わかりにくい文章や意味の押し出しが弱い文章は遠慮なく削るというのが一番です。どうせオリジナルの2倍ぐらいの分量になっているのですから。それから、玉虫色の表現になっているところは、どしどし俺らの主張に引き戻して、書き換える。英文がヘタでも何でもいいから、気合を入れて書き直す。そして俺らが納得する意味世界に引き戻して、それで返却してあげるのです。思いはオリジナルを書いた人たちが持っているのであるから、それでよいのです。
われわれがWeb2.0で少し浮かれていた間にも、"Internet of Things"と呼ばれるジャンルのテクノロジーがそれなりのスピードで成長を続けています。流通小売のRFID、リビングのDLNA、住宅設備のIPv6など、多様な分野で色んなアプリケーションが使われ始めていますが、1つ言えるのは、ほぼすべてにTCP/IPが絡むということ。
この種のモノのインターネットが、人に対するインターフェースを持たなければならない時、文字情報表示ではRSSなんかが非常に具合がいいんではないかと言う人もおり(ということは、小さなRSSリーダーが仕込まれなければならないということであり)、モノのインターネットとヒトのインターネットとの境目が非常にあいまいになってくる日もそんなに遠くないのではないかと思ったりしています。
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