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"Android 3.0 SDKでHoneycombの画面を見る"を読んで、Androdi 3.0のエミュレーターってあるのかと思い、起動させてみました。

やり方自体は、上記のURLを参考にすればすぐにできます。Android SDKをインストールするときに、Java SDKがないとインストールを促されますが、その場合インストール後に、一度戻って、それから進めばすぐにインストールが可能です。起動も上記のURL通りを行います。

驚くほど遅いです。描画をCPUで行っている様ですので(仮想デバイスは大体そんなもんです)、仕方がありません。

ブラウザを起動して、見るとちゃんと表示されます。

ブラウザのuserAgentは"Mozilla/5.0(Linux; U; Android 3.0;en-us; sdk Build/HONEYCOMB) AppleWebKit/534.13(KHTML, like Gecko) Version/4.0 Safari/534.13"となっています。

以前から不思議だったのですが、AndroidのブラウザはなぜChromeを名乗らないのでしょうか。WebKitそのままだからでしょうか?Android 2.3からV8 Engineを搭載したのですから、Chromeを名乗ってもよさそうな気がするのは私だけなのでしょうか。

これで、Android 3.0の雰囲気だけは味わうことができましたが、これでは評価はまったくできません。

そこで、Android x86になにかないかと調べました。Android x86のほうは2.2がリリースされ、Gingerbread-x86(Android 2.3)がブランチにあるようです。Androdi 3.0のほうはなさそうです。

Android 3.0は日本でもOptimus Pad L-06C等が発売予定になっています。Android 3.0は、UIが大幅に変わり使いやすそうに見えます(Palmの人たちかな?)。

ですが、Optimus Pad L-06Cはあまり軽くないため、電車の中で使うには重そうです。このあたりは、iPadの呪縛から離れていないように思えます。電車通勤を考えると5インチクラス(スマートフォンよりちょこっと大きい)が一番良いように思えます。Android 3.0で出ないかな...最初シリーズはTegra 2しか採用されないため、あまり小さいタイプは出すことはできないのかも知れません。Qualcommの28nm世代が出荷されれば、サイズの縮小化もされるでしょうか。

Androidは、3.0からようやくメディアタブレットに対応したと言われています。先行のiPadに追いつけるか非常に気になるところです。Androidは多様な製品が売りの一つですので、多くのメーカから出てくることを期待してます。

ハードキーボード付きや小型タイプ(5インチクラス)等も出てくることを期待していますし、iPadの様に3G無しバージョンのWiFiオンリータイプも出てくれば良いのにと思わなくもありません。特に電子書籍ビューアー(軽い)&ゲームコンソール(GPUパワーがある)を兼ねる様な製品が出てくると面白いのではないかと思っていますが...Mobile World Congress 2011ではそのような製品がなかったので、欲しいと思う製品が出てくるまでAndroidメディアタブレットは様子見する予定でいます。

櫻吉 清(さくらきち きよし)

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