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メモの達人たちからインタビューを元に構成されたのが本書になります。

私は、作業をするときにまずテキストエディタでタスクを羅列します。そこで、作業の優先順位やその作業を行ううえで必要な情報を記載します。頭の中にあるものを整理する役割を行います。また、タスクを処理しきれず残った作業は翌日に引き継ぎます。メモを頭の中のクリーン化と記憶の補助に使っています。デジタルがメインです。

紙のメモを行うのは会社での作業か電車の中でしか紙を使いません。前者は打ち合わせを行うときにどうしてもPCの前に座れないときの場合に対応するためです。後者は、HT-03Aでメモをするのがしづらいためモレスキンのポケットタイプを使っています。これだと狭い場所でも使えます。フリーハンドで書きたい場合はテキストエディタではどうすることもできないですし、図形アプリでは自由度低いため紙を使っています。

また個人的な作業でインターネットにアクセスできる場合は、Google Siteでメモを書いています。公開していますが、個人的な思考を書いている関係上他の方が見ても意味不なものになっているでしょう。

現在の私の方法はすばらしく効率的とは思えません。wikiでメモ書いていた時期もありますが、あまりうまくいきませんでした。理由はタスク管理系はwikiに書くと時系列とか追いづらいところがあったためです。また、タスクを大量に書くととたんにやる気がうせます。ここらあたりは良いタスクアプリ・サービスがないかと探しています。

この状況を打開する上で本書を手に取りました。

本書の中でもメモに関するちょっとぐっときた言葉が以下になります。

・ひとたび思考を文字にすると、自分のイメージが具体かされ、多角的な視点で検討できる
・アイデアは悩むよりもだせ
・メモは単なるインプットではなく、最も身近なアウトプット
・自分のアイデアは出し惜しみしない

メモをうまく活用できなかった理由は、メモを清書しているところがあるためのようです。とりあえず頭の中にあるもの全て吐き出すところが必要なのかも知れませんし、紙で書いたものをデジカメなどでとって残す方法を活用したほうがいいのかも知れません。

また、Twitterをメモだしとして活用が方法を提案されていますが、これをもっと取り組んだほうが良さそうな気がしていました。私は"疲れた"、"だるい"、"飯買ってくる"等の頭が悪そうなつぶやきばかりしてきましたが、メモを取るつもりで書いてみようかと思います。

また、面白いメモのとり方に悪口を書いて、それをぽいと捨てる方法が非常に興味深かったです。悪口ぽいは、知識のアウトプットや整理には使われず時間の無駄の様にも思えますが、ストレスを軽減できるため経済的な方法かも知れません。一度試してみたいですね。

私は今までうまくメモを取れていませんでしたが、達人のノウハウを少し活用してみたいと思います。

【本】
"成功をめざす人に知っておいてほしいこと"の感想
"ハーバードの「世界を動かす授業」"の感想
"失敗の技術"の感想
"巨象も踊る"の感想
HTML5ガイドブックの感想

櫻吉 清(さくらきち きよし)

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