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Gartnerから「Gartner Says Worldwide Mobile Device Sales Grew 13.8 Percent in Second Quarter of 2010, But Competition Drove Prices Down」でQ2'10の携帯電話/スマートフォンの出荷台数に関して公開されました。

Gartnerは、2007年分からスマートフォンの販売台数を公開してます。このため、携帯電話とスマートフォンの出荷台数の前年同期比と携帯電話の中のスマートフォン出荷台数比率をグラフ化してみました。

また、スマートフォンOSのシェアを表にしました。ただし、Gartnerが公開しているデータは年毎にスマートフォンOSシェアを公開していますが、四半期毎に出していない場合もあったため、2007~2009年は年を、Q1'10、Q2'10は四半期のシェアです。

■出荷台数前年同期比

■スマートフォン率

■スマートフォンOSシェア

年/四半期

Symbian

RIM

Android

iOS

Windows Mobile

2007

63.51

9.62

0.00

2.70

12.02

2008

52.36

16.62

0.46

8.20

11.84

2009

46.92

19.93

3.94

14.44

8.72

Q1'10

44.33

19.43

9.60

15.39

6.82

Q2'10

41.18

18.21

17.20

14.18

5.02

依然としてスマートフォンの勢いは衰えません。もう少しで携帯電話の5台に1台がスマートフォンになろうとしています。携帯電話は不況時に一時期マイナス成長になり、ここ数四半期で急激に回復傾向を見せていましたが、また衰え始めたかも知れません。以前から携帯電話はその傾向があったため、成長鈍化がまた始まったのかも知れません。

斉藤さんの「Googleが「Android携帯は毎日16万台販売」と発表 - iPhoneを大幅に上回る驚異的なベース」にもあるとおりAndrodiのシェアは多くなっていると言われていました。それがGartnerの数字でも出ています。

Q2'10のスマートフォンOSシェアを見るかぎりは、Androidの一人勝ちに見えます。Symbian、RIM、iOSは決して不調なわけではありません。グラフにこそしていませんが、Symbian、RIM、iOSは前年同期比でプラスです。Androidがそれ以上に好調のためシェアが多くなっているように見えているだけです。

ついでに、前年同期からの出荷台数の増分の半分はAndrodiが担い、それ以外はSymbian、RIM、iOSの順に増分を担っています(次のQ3'10のデータが出れば8四半期連続グラフを作れるので、次回には)。

私は、AndroidがPCのOSのWindows如く大幅にシェアをとると考えています。まだたかが17%程度ですが、iOSとRIMが1メーカで製造しているかぎりのシェアをシェアを50%を超える可能性はないと考えています(シェア=良い製品ではありませんが)。

また、勝手な予想ですが、2010年のスマートフォンの出荷台数は2.59億台ぐらいはいくのではないかと思われます。

【スマートフォン】
スマートフォン市場(Q1'10)~好調持続~
MicrosoftもARMに投資?
NVIDIAのメディアタブレット戦略
PC・サーバ・携帯電話の出荷台数推移(1Q'10)~携帯電話が完全回復~

櫻吉 清(さくらきち きよし)

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