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そろそろ2006年も終わり。欧州でも、今年を振り返る記事が目に付くようになったが、英Guardian紙が発表した2006年Webサイトトップ100はなかなかおもしろかった(Guardianの記事はこちら、ニュース記事はこちら)。
このトップ100は、20のカテゴリにわけ、それぞれのベスト5を選んだもの。「政治」カテゴリで選ばれた、自分の地域の議員情報がわかるTheyWorkForYou.comなんて、なかなか面白い試みだと思う。議員の議会での投票記録、関連リンクのほか、その議員が発言したらメールを受け取るように設定したりできる。MySociety.orgが構築したサイトで、同団体はオープンソースへの支持でも知られている。
クリスマスが終わってしまったところで年末商戦について。
例年クリスマスギフトの提案を行うLe Figaroが選んでいたギフト5では、GPS、ポータブルDVDプレイヤー、ゲーム機、お人形、アニメキャラクター製品が並んでいた。実際、今年のGPSの出荷台数は120万台。前年の32万台から大きく伸びているようだ。インターネット情報サイトJounal du Netの読者アンケートでは21.9%が贈り物をインターネットで調達したと回答しているが、一般的な数値としては、Le Figaro(一般紙)がクリスマス前に報じた15%が妥当な数だろう(私も一部ネットで調達した)。ちなみに、Amazonはこちらでも強いが、価格比較サイトのKelkoo(Yahoo傘下)、カテゴリでAmazonに匹敵するショッピングサイトPriceMinister、ハイテクモノならRue du Commerceなどもある。
米国のように感謝祭はないものの、欧州でもクリスマスに向けた年末商戦は小売業にとって大イベントとなる。欧州各国がクリスマス関連で費やす出費(ギフト、食費、その他クリスマスの出費の合計額)だが、クリスマス前にみた情報によると、欧州平均は839ユーロ。フランスはこれを下回る548ユーロで、最多は1339ユーロのアイルランドだった。
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