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28日、東京でKDDI/auの発表会に参加した。

この日発表された携帯電話は、なんと12機種。10月24日にはじまるナンバーポータビリティに向けての意気込みが感じられる。同社の目標はシェア30%獲得とのこと。

ナンバーポータビリティは欧州の主要各国ではじまっているが、3年前に導入されたフランスの場合、シェアは結局ほとんど変動しなかった。2番手、3番手はいずれも変更手数料を無料としたにもかかわらず。フランスでは、ナンバーポータビリティ開始後、変更手続き完了までに日数がかかることと、その間電話が使えない日数が生じるというプロセスが問題になっていた(確か、現在では改善されているはず)。それもあってか、ナンバーポータビリティを実際に利用する人は多くはなかったようだ。一方、最近導入されたスペインでは、Vodafoneに乗り換えが増えていると聞く。さて日本ではどうなるか。

28082006_044日本の携帯電話業界に詳しくないが、auが今回発表したサービスはなかなか的を得たサービスのように見えた。特にau My Page。CDMAがない欧州にいると、ついCDMAの存在を忘れてしまうが、auは世界的に見てもCDMAのリーダー的存在。ここ2~3年で日本の友人・知人の中にauの人が増えたのが納得できる勢いを感じた。

この発表会には、auの新しいイメージキャラクターとなった速水もこみち氏が登場した。名前を知らなかったのだが、人気があると聞いたので写真を撮った。

それにしても、欧州でストレートタイプに見慣れているため、12機種発表した端末が全部折りたたみ式というのに驚いた。auはデザインで定評があるので、きっと折りたたみ式はいまだ旬ということなんだろうな。ぱっと見て一番気に入ったのは写真のSony Ericsson製「W43S」。
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sueoka

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末岡 洋子

末岡 洋子

欧州在住、フリーランスのライター兼ジャーナリスト。

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