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「コールセンター」ときくと「アウトソーシング」が浮かぶが、イタリアでは、刑務所の中でコールセンターが運営されているらしい。日本の“104”にあたる電話番号案内コールセンター業務の一部を、受刑者が行っているとのことだ。
電話番号案内サービスを提供するTelecom Italia(旧国営)が先日発表したもの(詳しいニュース記事はこちら)。それによると、イタリア司法省と協力して、受刑者のスキル改善や社会復帰を支援する取り組みを進めている同社は今月、3番目となる番号案内コールセンターを首都ローマにあるレビビア刑務所に設置するという。
刑務所というと、外界との接触がないというイメージがあるが、技術により、中にいながら現実社会と接することができるこのような作業を行うことが可能になったことは、良いことだと思う。Telecom Italiaによると、ユニークな取り組みとして、EUも評価しているとのこと。
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