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わが家はパリの北にある。すぐ裏はのみの市エリアで、毎週、週末になると市が開かれる。この市はパリ最大の規模といわれており、プロからアマチュアまでいろいろな人が売り買いをしている。観光客も多く、まだここに住む前には何度か行ったことがあるのだが、住むようになるとめったに行かない。この前の週末、たまたま行く機会があったのだが、そこでこんなものを見た。Tシャツなのだが、一見見慣れたようなロゴがある。でもなにかが違う。ーー“VODKA Connecting People”と書かれている。“Connecting People”は携帯電話メーカーのNokiaのキャッチであり、これはお酒のウォッカ(Vodka)というよりも、Nokiaを意識したのでは?
こんなTシャツが着たいかなあ(Vodkaですよ)と思うのだが、実は数週間前に市内でこれを着ている人を見かけた。この日も、のみの市のお兄さんが着ていた。ご存知、パリといえば、パリコレで有名な流行の発信地。数ヵ月後に日本でも流行しているかも?
ずらりと並んだ携帯電話のカバー |
蚤の市の風景、これは一般的。 | これは究極のアマチュア。 靴を片方だけ売るひとも・・・。ここまでくるとドロボー市? |
ところで、ファッションやトレンドとは無関係の私が「よく見かけるな」と気になっている本物のトレンドは、着物調。完全に着物ではないが、着物を思わせるプリントの入った服で、襟をあわせ、帯風のリボンがウエストに入った洋服を着ている女性を良く見かける。
*のみの市は結構危なく、写真を撮ると文句を言われるので、Nokia 6630で撮りました。
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