スマホからのネット利用が確実に増加中ですが「うちはスマホ向けホームページ必要なの?」でお悩みの方に判断の参考になるであろう情報をご紹介
»
先週末にとある方の2011年のネット利用実態とトレンドに関する講演をお聞きする機会があり、ちょっと気になった所をメモがてら書いておきたいと思います。
- スマートフォンからのインターネット利用が増加傾向
- スマートフォンの浸透により、新しいシーンでのネット利用の形が生まれている
- パソコンとスマホでの利用方法の違いは明確
- オンラインショッピイングの閲覧はPCとスマホ、ただし購入はPCからが現時点ではメイン
- スマホから利用されるコンテンツ、ニュースや天気などのコンテンツが人気傾向
- ネットの利用者数は飽和状態
- ただしネットへの接触時間は増加の一途
- 接触時間から他メディアと比較してもネットの存在感は増している
- 10代~20代ではテレビの接触時間を上回るケースも
- グローバルでは友人や家族からのアドバイスが購入判断に影響を及ぼしているという結果が出ているが、日本では家族・友人よりも「ネットの製品レビュー」を重視
アドビがモバイル向けのFLASHの開発ストップというニュースは大きなインパクトをもって扱われていますが、
スマホの利用シーンとしてアンケート結果から見えてくる利用場面はこんな感じで、90%を超える項目が2つあります
- 空いた時間に情報検索(82%)
- お店や商品の情報をその場で検索(95%)
- 面白い情報・お得な情報を探す(61%)
- 空いた時間にSNS(77%)
- 車の中でのナビや情報検索(99%)
こういう利用場面で、自社の情報にアクセスしてほしいと考える企業やお店、サービスを展開している事業者さんは、webページでFLASH使っているならhtml5版に移行を考えるか、スマホ向けのページを準備するような判断していくべきかと思いました。
あと特徴的なところとしては、検索している場所の近隣の情報が欲しいとか地域情報と連動した検索結果が求められる場面が急速に増加していることが予想され、スマホで検索したときの検索結果に自社や該当サービスがまずは表示されている?という結果確認から、地域連動した広告や時限クーポンの利用、必要であればアプリの開発などこれまでのWeb施策とはまた少し違った領域への取り組みが必要になりそうですね。
あと浸透するにはもう少し時間が必要かもしれませんけど、スマホ利用が拡大してくることで先日ご紹介したPaypalの決済システムってイベント会場などでの決済手続きを簡単に済ませることが出来て、こういう方面での利活用の可能性もまだまだあるのだろうなと思った次第です。
SpecialPR