バーコード読取からamazon直接購入できるARアプリ登場で実店舗は壊滅被害?そこに登場するリアル店舗の救世主はPayPalのモバイル決済システム!?
アマゾン傘下の A9 が、画像認識技術を用いた iOS 用 AR アプリ " Flow Powered by Amazon " を公開したというニュースについて実在する小売店舗からも即アマゾンで購入可能となるため、小売店がダメージを受けるのでは?という懸念が生じているようで
確かにこの指摘当たっている部分もありますが、ここ最近のPaypalの動きはまさに同様のモノがあり、この他にもクレジットカードを通すこと無く携帯電話をかざすだけで決済可能な携帯キャリア課金サービスへの取り組みなど、モバイルコマースの分野は新しいテクノロジが目白押しと言っても過言じゃない状況かと思われ、概要だけですが簡単にご紹介しておこうと思います。
それでは、冒頭紹介したアマゾンの " Flow Powered by Amazon "についてですが、まだ日本では対応していないとのことですが、輸入版のCDなどであれば実際の動作を確認することができます。
" Flow Powered by Amazon "をインストール後、初回起動時に位置情報利用の許諾画面が出て、あとは商品のバーコードを読ませると…
もう何も考える必要なく、アマゾンで注文可能ってほんと衝動買いしてしまうタイプの人にはとっても危険なアプリですよw
う~~む、アマゾンだから中古の値段もすぐにわかって、比較できてしまうのですね
書籍を本屋さんで見て、実際の注文はアマゾンで行うことに対して批判的な意見の方もいるので、そういう観点からするとこのアプリは悪魔のような存在ですが、これからご紹介するネタ、谷川さんから元は教えてもらったのですけど、Paypalは「PayPal Unveils the Future of Shopping」というショッピングの未来を語っており、その実験がニューヨークのほうで開店するってニュースも確か流れていたような気がします。
これ日本だとSuicaの宣伝とかでレジで簡単決済するイメージをアピールしてたりしますが、それの更に上を行くというか、購買プロセスすべてにPaypalという考えのもと、
スマートフォンをこつんとぶつけて送金するとか、アマゾンアプリと同様にバーコードのスキャンをしてリアルタイムでの在庫確認やモバイルおよびPOS支払いを実現させるだけでなく、位置情報を利用したモバイル広告やバーチャルウォレットを実店舗で利用可能にしてくれるソリューションだったりするのです。
自分の店舗で商品見るだけ見て、あとはアマゾンでってのは困りますが、後半紹介したPaypalのようなモバイル決済システムを導入しておくことは顧客との関係性を維持・強化する上で重要になる日も近いのかもしれません。