【Spidercam】サッカー中継をより楽しむための小ネタ
Canonの「5D Mark Ⅱ」から、Manfrottoのカメラスタビライザーやら、SGpro 35mm image converterなどなど、折に触れ個人所有も可能な映像関連の機材紹介してきましたが、今回は完全プロ機のご紹介。
Spidercamって撮影機材についてキーマンズネットのメルマガを購読されている方ですと文字ベースの記事をご覧になった方も多いと思いますが、このSpidercamやSkycamと入った特機が縦横無尽にスタジアムを移動して撮影するにはカメラ制御のための処理技術バリバリに使われており、Youtubeにはとっても分かりやすい解説と実機デモを見ることができる映像がアップされています。
そんでは、最近リリースされたビデオ途中から再生してくれるリンクを活用して主要部分をご紹介。
陸上競技の短距離種目などでランナーと一緒に滑っているカメラはスンゴクけなげな感じですが(これはこれで速度調節とか見えないところで賢い奴なはずですけど)、こちらはSpidercamって名前の通りというか、かなり有機的な感じしますね(笑)
ふと思ったのは映画の撮影とかならまだしも、このカメラを試合時間中フィールド内のどこまで入れていいとか決まっているとは思うのですが、試合中の視線の中にこのカメラがある状態でプレイするような場合、選手ってほんと凄い集中力必要だろうな、、、とこれまた変なとこで感心したのでした。
ちなみに、スタジアムの映像のほうは4点吊でしたが、2点吊で利用すると、こんな感じの映像が撮れます。こちらのタイプはスポーツ中継だけでなく、コンサートなどでも利用される機会が多いので同一タイプの機材が使われているのを見たことがある方も多いと思います。
普段なにげなく見ている映像がどんな仕組みで撮影されているかをちょっと知るだけでも、スポーツ中継や映画にドラマを見る楽しみちょっと増えて得した気分になったりしませんか?(笑)
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