読書の秋?新渡戸稲造から、ベーシック・インカム、そしてジョージソロスまで(苦笑)1/5
株式会社テクネコの加藤さんが、ベーシック・インカムについて6回に渡って丁寧な解説をしてくださいました。
- 【ベーシック・インカム】私たちは変われるのか。
- 給付金で悩むくらいなら、いっそ【ベーシック・インカム】で
- なぜ今【ベーシック・インカム】なのか
- 【ベーシック・インカム】消費税が50%になったら
- 【ベーシック・インカム】で世の中はこう変わる
- 【ベーシック・インカム】に関する質問と回答
わたしと加藤さんが最初にベーシック・インカムという言葉とその意味することろを知ったのは、ゲッツ・W・ヴエルナーという人が書いた「ベーシック・インカム」という書籍で、そこから調べていくうちにベーシック・インカムについてもその拠出の考え方についての多様性があり、「ベーシック・キャピタル」という考え方も存在するような事が分かってきました。
加藤さんのエントリーは最後にこう書かれています。
私たちは変われるでしょうか。
あくまで個人的な感想としてですが、哲学・宗教・道徳的な教育が行えない日本において変われないもしくは、こういう制度自体の前に理念が必要とされるものを制度として導入できる状態に日本はならない(なれない)だろうと考えています。
ただし、わたしとしてはこのベーシック・インカムがもたらしてくれる可能性がある、労働というものをあくまで自主的、自発的に行う世界ってのは非常に興味があるというか、理念としては素晴らしいと思うのでした。
ゲッツ・W・ヴエルナーは、この考えが思いついた要因のひとつとして、ゲーテやシラーなどの古典作家の作品を基礎研究として読み、これが認知能力を高めてくれたと明かしています。
ここで数冊の本のタイトルを列挙しつつ、読書の秋(もう冬?)ってことで5ページモノのエントリーをアップという暴挙に出てみたいと思います(苦笑)
- 高田理恵子:学歴・階級・軍隊
- 町山智浩:アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
- 新渡戸稲造:自警
なんの脈絡もない読書リストでしかないように見えるのですが、1.2.の書籍にはノブレス・オブリージュ的な概念が日本には欠落しているのでは?という話が登場、3.の新渡戸稲造においては、文久2年生まれの著者が日本においての徳育教育の無さを憂いています。