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心が折れてしまう前に予防的視点でのメンタルヘルス情報発信

ニューノーマルでマスクの定義が変わった気がする

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今回のコロナ禍がもたらしたニューノーマルのなかで今日は"マスクの定義"が変わったと感じることを書きたいと思います。

今まで"マスク"と言えば、

・風邪を引いた時に咳やくしゃみをして周りに迷惑にならない様に着ける

・インフルエンザなど流行する時期に予防のために着ける

・花粉症などアレルゲンの侵入を阻止するために着ける

・顔を隠したい時に着ける(芸能人とか?)

上記の様な限られた時期に、必要に応じて着けるものと言うイメージでした。

しかし、現在では

・マスクは常時つけるもの

・咳エチケットの必需品

・むしろつけていないと違和感があり周囲の視線が気になる

・特に電車やお店に入店時にはマスク着用してないとかなり気まずい

上記の様に、着けていることが"当たり前"な感じです。

また、今まではマスクはウイルスや花粉などを通さないもの(もちろん100%は無理ですが)と言う機能的な前提があった気がしますし、実際にドラックストアなどで販売されているものも、ウイルスや花粉をいかに通さないかと言う点が商品価値だったと思います。

しかし現在は常時装着が主流となり、機能性以外に

・着け心地

・見た目(ファッション的要素)

・再利用可能(使い捨てじゃ無い)

・オリジナリティ(手作り)

・暑さ対応(通気性→本来の目的としては逆行してる?)

など、今までマスクは皆んな同じ様な白い使い捨てマスクが主流だったのが、繰り返し使えたり自分のファッションセンスに合うものだったり、普段から着けることが前提の物に変わりつつあると感じます。

ニューノーマルでのマスクの定義は、

"私は咳エチケットをちゃんと守って感染症対策にきちんと意識を持っていますよ"

と言う意思表示のものに変わって行くのでは無いでしょうか?

これから暑くなる季節ではマスクをしていると熱中症リスクも高まり、"涼しいマスク"なんかも出回っている様なので、これからの社会でのマスクの多様化を楽しんで、しっかり感染症対策もできるといいなと思います。

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