就労移行支援事業開始から1年経過して
かなり久しぶりの投稿です。(;^ω^) すっかりサボってしまっていました。
また定期更新できる様、ぼちぼちと書いていきますので、よろしくお願いします。
以前ここでもご紹介させて頂きましたが、会社の新規事業として立ち上げた、就労移行支援事業所である「就職予備校」が昨年の12月で1周年を迎えることが出来ました。
想い返せば、県から指定を受け事前説明会を1か月実施し、実質運用を開始した2014年12月時点では利用者さんは1名でした。
スタッフの人数が利用者さんよりも多いと言う状態が、2015年3月くらいまで続き、当時はどうしたものかと心配していました。
本当にこのサービスを必要としている方々へどうすればお伝え出来るのか、試行錯誤しつつ病院のデイケアへの出張説明会など定期的に実施させて頂き、徐々に利用者さんも増加して現時点ではようやく定員の20名に近い利用者さんに登録して頂いています。
実際に1年間運営して来て感じたことは、やはり地域の関連機関との連携の重要性です。
就労移行支援は障がい福祉サービスのひとつですが、現在の日本の様々な障がい福祉サービスはそれを必要としている当事者がどの様な仕組みがあるのかほとんどご存知は無いと言う、とても残念な状況だと実感しています。
私も今の会社へ来て初めて、様々な障がい福祉サービスの仕組みや法律など勉強して来ましたが、非常に複雑で分かりづらいものです。そして関係している様々な機関が他の機関のことをあまり分かっていなかったりします。(あくまでも私見です)
もちろん、実際に上手く連携しているところや仕組みがある地域もありますが、それぞれの地域や事業所毎の自主的な取り組みによって成り立っていると感じています。
もちろん簡単なことではありませんが、もっと行政主導での連携強化の仕組みが進むといいなと個人的には思っています。
就労移行支援だけを見ても、行政、医療、福祉、企業の連携が必須だと思います。また地域連携が非常に大切で、その地域で本当に必要としている人に必要な情報が伝わり、サポートが適切に受けることができる仕組み作りが出来ればいいなと思っています。
もちろん我々企業の役割もとても重要なものだと自負していますので、しっかりと日々考えて行きたいと思っています。