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心が折れてしまう前に予防的視点でのメンタルヘルス情報発信

ダイエットのコツはメンタルコントロールとも共通している

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ダイエットの様々な方法が、毎日の様にTVなどで紹介されていますが、私も以前怠惰的な生活の結果、肥満傾向になってしまい、脱メタボのためにダイエットを行った経験があります。

私は、基本的に運動+食事制限と言う、王道的な形式でダイエットに取り組みました。その時は確か4か月くらいで15kg程度落としたと思います。

この時はちょうど、『ビーリーザ・ブートキャンプ』が流行っていて、毎日DVDを見ながら、汗を流していました。そして食事制限です。徹底的に主食(炭水化物)を減らし、タンパク質(大豆製品やささみなど)を摂るようにしていましたが、食べる量自体をかなり減らしていました。

確かにダイエットは成功し、15kg痩せることができて良かったのですが、その後2年くらいは何となく意識してキープしてた体重が、ある時徐々に増えていることに気が付きます。

"アレ"おかしいな?、"どうせすぐに戻せるさ"と安易に考えていましたが、これが甘い考えで、頭では解っているけど、中々食べる量が減らせなかったり、運動が継続的にできなかったりで、全然体重は減りません。

これはマズイと思い、前回のダイエットの時のポイントを見直して見ました。もちろん運動+食事と言うバランスの大切さは良く分かっていますが、やはり体重そのものを落とすのは、明らかに"食事制限"が圧倒的に有効です。

アスリート並に運動できる人は違うのかも知れませんが、普通の人が行える運動などたかが知れています。ダイエットの原理は単純な引き算で、

"摂取カロリー < 消費カロリー"

が成り立てば必ず痩せます。消費カロリーは基礎代謝で生活しているだけで自然と消費するものと、運動した場合に消費された分がプラスされますが、運動での消費カロリーはそんなに大きくはありません。 

そうなると、やはり食べる量を減らすことになりますが、これを継続するのは思っている以上に大変です。実際には一日に必要なカロリー以上食べなければ良い訳ですが、これが中々分かっちゃいるけど止められない的な感じで美味しいものを前にしてしまうと中々ガマンできないものです。

そこでダイエット継続のポイントは「記録」です。以前、"レコーディングダイエット"と言うのが流行りましたが、まさにそれ!日々の体重を記録するだけでも意識が変わります。(体脂肪率も一緒に測れると尚良いです)

急激に体重を落とすのは難しいです。やはり"継続は力なり"が重要となります。

実はこれは、"メンタル・コントロール"でもまったく同じことが言えると思います。日々のメンタルの状態を「記録」することがとても大事です。

認知行動療法」の中でも私がとても重要なポイントとして捉えている点が、"外在化"であり、日々の記録を取り、またそれを振り返ることで自分のこころの状態を客観視することが、メンタル・コントロールの観点では非常に重要と思います。

人間は頭の中で考えているだけでは、中々客観視することが難しいですが、「外在化」して「記録」することが大切ですね。

認知行動療法についての紹介は、今後徐々に発信して行きます。

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