スクーリング(心理学実験)
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今週の土日と2日間でスクーリング(面接授業)を受講するために、茗荷谷にある"放送大学文京学習センター"に来ています。
講義は「心理学実験」です。
この講義の目的は、以下の2点です。
・科学としての心理学を知る
・実験を体験し、心理学の基本的な方法論を体得する
「心理学」と言うと一般的なイメージは、よく雑誌やTVで紹介されているポップな心理テストの様なものを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?もしくは、人の悩みを解決するために深層心理を探る催眠療法の様な若干マユツバ的なものをイメージされてしまうかも知れません。
しかし、心理学の目的は、以下の通りです。
・人間の行動やその背景にある人間の心理(こころ)の働きを解き明かすこと
・それを人間の抱える様々な問題の解決に役立てること
これらを研究するためには、やはり"科学的な方法"を用いて裏付けをしていく必要があります。そのために具体的なデータを収集・分析し、その実験結果をもとに議論する必要があります。
科学における"説明"の多くは、"因果関係"に基づく説明であり、それを調べる手段のひとつとして、"実験"を用います。
心理学研究法として、他に、観察や面接、質問紙調査などの研究方法もありますが今回はこの実験をテーマに学んでいます。
実際に自分自身が実験の被験者となり、データの収集、整理、分析をして考察をまとめてレポートする形で一連の心理学研究について学びます。
私が大学に入学した目的は、体系的にキチンと基礎から心理学を学びたいと考えたからであり、今回の授業はとても楽しくてワクワクしながら参加しています。
大人になっても勉強するのも楽しいものですね。
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