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読めばベタに分かる、タイトルどおりのブログ

我が家にエアコンが設置されました!(もう9月になったというのに・・・とお思いでしょうが・・・)

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まぁ先に結論から言えばタイトルどおり、令和7年9月8日(月)に我が家にエアコンが設置されました、というだけです。

この夏、とてもとても暑かったですが、無理やり扇風機と窓の開放と、そしてケーキのお持ち帰りとかでもらえる保冷剤を昔から溜め込んでいた分がたくさんあったので、それでこの暑い夏を過ごしたという感じ(乗り切った、とはとても言えない状況)でした。

我が家、エアコンが物体として無かったのか、と言えばそうでは無かったんですが。

平成10年10月に転勤からの戻り時に中古住宅を購入しました。その中古住宅は平成3年築。平成3年と言えば平成バブルの崩壊が始まる頃に出来上がった訳です。

大して広い土地でも広い家でも無いのですが、建てた際のオーナーがこだわり派だったのか、エアコンが全て天井ビルトインタイプのものでした。他の設備についても見せ掛けだけは(当時としての)豪華さがあるんですが、壁が薄くて音漏れするとか押し入れの棚部分に本来あるべき支えが無いとか階段下の物置がベニヤ板むき出しそのまんまとか。表面上だけへのこだわりがとても感じられる家です。

室内機、各部屋4台、室外機、一部供用3台。購入時はそれはそれで各部屋に有って便利だなぁ、と思ってました。夏を迎えてから使ってみるとその時点で既に調子の悪そうなものもあったのですが。

自分がその物件を選んだ理由は、当時勤めていた会社に自動車通勤するのに便利だから、という理由と自動車が二台停められる(その代わり庭は無し)という理由だったので正直部屋の中身にはあまり関心が無かったのです。

余談ですが。建てた際のオーナーが、という言い方をしたのが、その家はその後平成4年には差し押さえの申し立てがされ、金融機関の持ち物となります。これらは購入時の登記簿を見て知ったことです。自分への売り主は金融機関でした。自分が購入した時点でも、約6年、まともには誰も住んで無かったようです。

しばらくして大阪を離れることになります。そして今年の2月、やっと帰ってきた訳です。

こうしてあらためて振り返ってみると、今のこの家、建てられてから約34年半になるのですが、そのうち、誰も生活していなかった期間が約29年半、という可哀そうな家ではあります。だからこの家に戻ってきたかった、ということもありました。

エアコンの話に戻ります。

今年の2月は2月でとても寒くてですね、少なくない回数、この地域では雪が降りました。積もる程ではありませんが。

寝る部屋もとても寒かったです。で、エアコンを点けてみると、うんともすんとも言わない。電源ランプが点滅するだけです。

かと言って石油ストーブ点けて寝る訳にもいかないし・・・。子供が小さかった際に義姉からもらったオイルヒーターを点けて寝ていました。

ある日、電源ランプの点滅は、コンセントを指し直すと解消する可能性がある、という記事をネットで見つけます。

ビルトインなのでコンセントの差し直しはできませんが、ブレーカーは別系統なので、それだけ落として入れ直してみました。

なんということでしょう!エアコンの暖房が効き始めたのです!その日一日は快適に寝られました。

翌日、日も照ってきたのでエアコンのスイッチを消します。

・・・その後、そのエアコンが暖房を効かせることは二度とありませんでした・・・。

夏を迎え始めます。

全部のエアコンをそれぞれ点けてみました。

電源が入らないのが1台、電源スイッチが点滅したままのが1台(寝る部屋で使っていたものです)、電源スイッチは入るが生ぬるい風しか来ないのが2台。

我が家のエアコンは全滅していました。

「いい加減、エアコン、どうにかしてくれない?、寝る部屋だけでいいから。」

妻からの強い申し立てを受け、まずは修理を試みるべく製造元に問い合わせてみます。

年数が年数なので、難しい、と思います、との答え。買い替えをオススメされます。そりゃそうだ。

壁掛けのエアコンって家電量販店ではよく目にしますが、ビルトイン型のエアコンの価格は自分には想像がつかなかったので(前述のとおり、購入した家に付いていただけなので)新しいものに買えるとしたらいくらぐらいになるのか定価ベースで聞いてみると、驚きの金額提示が!

どうしたものやら、と思ってその問合せ電話を終了した後にテレビを点けると某有名テレビショッピング番組が偶然始まり、そしてその先程問合せをしたばかりの某メーカーの壁掛けエアコンの紹介が始まりました。金額忘れましたが下取りキャンペーンもある、ということで。これもそのメーカーとの何かの縁かと思い、

「もう壁掛けにする?」「任せる」そんな感じで、その壁掛けエアコンをその通販会社で買い始める動作をスマホで始めたのですが、

・壁掛けにして下取りキャンペーン適用、ってことはこのビルトイン持ち帰ってくれるの?その天井に空いた穴どうやって埋めるの?

・そのサイト、とてもわかり易くて、電源は?とか室外機との接続は?と聞いてくれる度に、あ、このビルトインの裏にある配管や電源は使えないんだろうな、そうしたら追加工事で、となるとこの金額じゃとても買えないんだな・・・。

購入を諦めることにしました。

当該エアコンの純正修理を諦め、壁掛けエアコンへの変更を諦めていた時、冷媒の充填という方法もあることを見つけます。

予約してみました。

「お問合せありがとうございます。でもお伺いする限り、平成3年頃、ということでしたら旧フロンなので扱いがありません。お力になれなくて誠に申し訳ございません。」

と丁寧なお断りのお返事をいただきました。

調べてみると、確かに我が家のエアコンはR22という2020年には全廃されたフロンでした。そう言えば自動車の営業している際も代替フロンへの切り替えなんて話あったなぁ、と思い出しつつ。

結果、もうこの半年間、何かとお世話になっている某大生活インフラ企業の取扱い店にてエアコンもお世話になることにしました。当該メーカーのエアコンも取り扱いができる、ということで。当該メーカーの問合せ時にはどこかご紹介しましょうか、とも言われていたのですがまた新たなお付き合い先を増やすのもなんだしな、と思い。

定価ベースで聞いた値段までではありませんが、まぁ、本体、工事費、旧エアコンのリサイクル費用も込みでその金額なら納得できるかな、ということで。

この判断に至ったのがお盆前です。もっと前に判断しておけば、この夏、快適に過ごすことができたのは間違いないのですが、やはり多額の出費には躊躇してしまっていました。

どうやって支払っていったもんかな・・・あとはその算段のみです。

なお、残りのエアコン3台についてはいつ代替えできるか全く想像がつきません。やれやれ。

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