実は「ルー語」って凄いんじゃないのか?というテスト(後編)
という訳で、昨日に引き続きの後編です。
また、英語勉強の話に一回戻しますが、「とにかく聞いて慣れろ」と「語彙を増やせ」が課題なもんで、かつていくつも買っては放ったらかし、もしくは中途半端にしか利用できていなかったものを活用することを中心に学習に利用していきたい、と思っています。そんな中、今いま取り組み始めたものをいくつかご紹介させていただきます。
■「とにかく聞いて慣れろ」
やっぱ、これでしょ!
以前、オルタナ・ブロガーの堀内さんも取り上げられていましたが、この本は自分も出版されてすぐぐらいに購入しました。ゴーンさんの発音は英語を話せない自分でも、きっと訛があるように思える。だから「正確な」発音を学ぶのであれば適切で無いのかもしれない。でも、例えば話すスピードであったり、話し掛け方みたいなものは、その場面場面でゴーンさんは変えてらっしゃいます。だから、ビジネス英会話を学ぶ身としては非常に参考になります。何より同じ業界の話ですしね。入って行け易いのです。この本に付録のCDのエライのは、外向きプレスの発言記録だけじゃなくて、社内講演や、ましてや社内会議も入っていること。「どうせこれを聞かれたところでお前ら真似でけへんやろ」的な割り切りが感じられて好感が持てます(笑)。社内会議ではゴーンさんの他、フランス語っぽい発音の英語やら、明らかに日本語読みの英語等が飛び交っており、そういう「皆がみんな教科書どおりの発音で会議してる訳では無いんだよ」的な本物感がとてもよく感じられます。
■「語彙を増やせ」
ルー語みたいにポンポン出てきたらいいな、というのは昨日にも書きましたが、じゃあ覚えるのにあたってルー語チックに普通の文章読んでいるだけで英単語が入っている、なんて本は無いだろうなぁ・・・と思っていたのですが、先日ほんの時間つぶしで入った本屋で見つけてしまいました。既にあるのですね、こんなの。
元々は韓国で出版された、学習本らしいです。様々なトピックについて、キーになる単語部分だけが英語で構成されており、その他が日本語になっている、という(もちろん、韓国で出版されたものはそこがハングル語なんでしょうけど)。既に続編の2号も出ていて、その本屋では両方あったので見比べて、自分がより興味のあるトピックで書かれていたのが2号だったので、自分は2号を買いましたが。
まだほとんど読み進められていません。ただ、単語ばっかり羅列で書かれているものを読んで覚えていく、というものよりは、自分の場合、はるかに覚え易いような気がします。だからこれで頑張って英単語も覚えていきたい、と思っています。
ちなみに、自分の場合、この本のタイトルが示す「笑えるよ!」という程までには至っていません。文章的には「そんなに笑える文章かなぁ」という感じです、今のところ。強いて言えば、キーになる単語が英単語で表記されており、その他が日本語なので、ある意味、「ルー語」で書かれた本みたいなので、そっちの方が笑えます。もちろんルー大柴さんを全く意識せずに書かれた本だと思いますが(→そんなんあたり前か)、
・・・ということは、やっぱり「ルー語」で話せるようになる、ということはその分英単語とかも覚えていくのでは?と思うと侮れませんね、「ルー語」、ますます。
ちなみにもうご存知の方が多い、とは思うのですが、そもそも普通のサイトを「ルー語」に変換してくれる(これまた)ジェネレータが存在するのですね。今回、色々調べて初めて知りました(→遅過ぎますね、すみません)
(参考情報)
「ルー語変換」
http://lou5.jp/
せっかくなので、自分のオルタナ・ブログを「ルー語変換」してみました。
http://lou5.jp/?url=http%3A%2F%2Fblogs.itmedia.co.jp%2Fusrtodev
・・・チョー笑えるんですけど!、と思わず何度も口に出して言ってしまいました、40前のおっさんが(苦笑)。まぁ確かに誤訳もあるんですけど、「そうか、そういう言葉に置換できるんだ!」とある意味感動的に・・・。
作者の冨田さん、という方は、英和辞典を見ていてそのカタカナ読みのところから発想してこれを作られたとか(出典:エキサイトニュースhttp://www.excite.co.jp/News/bit/00091187788395.html)。また、ルー大柴さんご本人も公認だとか。
元々はユーモア前提で作成されたのだ、と思いますが、自分の英語勉強に是非活用していきたい!、と真剣に思っています。