褒めて育てると言いますが、手順があります。
ITに強いビジネスライターの森川ミユキです。
ゴーストライターをやっているので、様々な専門家からいろいろ突っ込んだお話を聞く機会があります。これから書くお話も、専門家の受け売りなのですが、契約の都合上、どの方の受け売りかをいうわけにもいきません。著作権の関係もありますので、無断引用はせず、自分の頭の中でまとめ直して、書くことになります。なお今回は複数の方からの受け売りになります。
褒めて育てようという話があります。まあこれには異論がある方もおられるようで、褒めてばっかりじゃダメだろうなんてことも良く言われます。自分を振り返っても、適切なダメ出しはやはりしてほしいと思ったりもします。まあでも、基本的にはうまくやれたら褒めてほしいなあとは思います。
中には、「結果を褒めてはいけない。プロセス(努力)を褒めよ。そうすれば努力が習慣になる」なんて言う方もいます。
なるほどと思います。多くの人は、ここで感心して、納得してしまうのではないでしょうか。「そうそう。だからむやみに褒めちゃいけないの。スポイルって言葉もあるでしょう」って。
でもねえ・・・。
そもそも相手が努力しないということで親御さん、先生、上司、店長さんなどなどはお悩みだったんじゃないでしょうか?
ゲームばっかりしていて(ゲームも悪いことじゃないですけど)勉強しない子に対して、どうすればプロセスを褒められるの?
やはり最初になにかきっかけが必要なんです。
きっかけの作り方はケースバイケースで考えないといけませんが、たとえばゲームになっている教材を与えるのでもいいでしょうし、水族館に連れていったらお魚に興味を持ったというのでもいい。
で、何か自主的に勉強を始めたら、小さいことでいいから、最初は結果を褒めてあげる。そうなるとおもしろくなって、その勉強がプロセスに変わっていくので、その時点で今度は結果ではなく、がんばっていることを褒めてあげることでプロセスを強化する。
プロセスというのは回るものであって、回し始めないといけないわけです。回り始めたら止まらないようにするだけで、これは回し始めるよりずっと楽。ときどき油を差すことを忘れないだけです。
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