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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

報告:『FBのうざい"友達"切り』完全失敗

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先日、「そろそろFBのうざい"友達"切りの話をしようか」という記事を書いた。

結論は、以下の通りだった。

あなたも真の友人、本当の理解者とだけお付き合いしたければ、このようなリストを作って、ブログに載せることです。

撤回します。

ぜんぜんダメでした。

一人だけ反応してくれたような気がするが、"友達"数はむしろ増えてしまった。

 

100人ぐらい減ると期待しつつも、いきなりそんなに減ったらやだなあとか、消えてほしくないあの人が消えていたらやだなあ、などとドキドキしながらなりゆきを見守っていたのだが、 まったく無駄な期待と心配だった。

むしろ、まじめでいい人だなあと思っている人から、反省しきりです、なんてコメントを頂き、僕は何をやっているのだろうという徒労感を覚えた次第(下図)。

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敗から学ばなければいけない。

どうもうざい"友達"には、次の3パターンがいるようだ。

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1番目は、人の書いたものは読まない派。要するにあんな記事など読んでいない人。たぶんこれが一番多いように思う。

そもそも名刺交換をしたぐらいでいろいろと送ってくれる人たちだ。関心があるのは、自分の書いたものが読まれることであって、人の書いたものを読むことではない。

このことに気づかなかったのはうかつであった。

2番目は、人脈とはしょせん数であり、取り巻きを増やすには、多少の不満分子も抱え込まないといけないと考えている現実派だ。

そもそもご縁とか絆とかを恥らいなく言う人たちは、こういう人たちではなかったか?

FBを集客装置に使っている人たちと大きく重なる(注)。こういう人たちが、自分から切るわけがない。

これもうかつだった。

3番目は、「森川がなんか書いてるけど、まあいつものように血迷っているだけだろう」という器の大きい人たち(これはもちろんうざくない人たちの中にもいる)。

素直に負けを認めます。

(注)しつこいようだが、こういう人たちがいけないといっているわけではない。ただ、うざいと僕が思うのは勝手でしょう。そもそもいらないイベント紹介やスパムみたいなアプリの紹介が来すぎるのが例の記事を書こうと思った動機なんだし。

 

は、他の人はどうしているのだろうか?

誠ブロガーA氏の場合。

「インチキ」「プロでない人間」「言葉に鈍感な人」は、ボクは切ってます。申請却下。
止むを得ず許可しても、非表示。

(FBのコメントを無断転載)

すばらしい。

誠ブロガーS氏の場合。

自分から切れば済む話じゃないですか。

(飲み会での会話を勝手に要約)

そうだよね。やっぱり。

A氏もS氏も、他力本願はいけないと戒めてくれているわけだ。

ましてやうざい"友達"に頼ってどうするという話である。

僕は根本から間違えていたようだった。

いっけん"やさしさ"に見える行為は、トラブルからの逃避であることが多いが、それを知っていてもやってしまうという"好例"と捉えていただければ幸いである。

 

このブログは、仕事それ自体を楽しむ人を増やすことを目的に書いています。

なお、僕はこういうことを見聞きして、こういうことを感じたということを書いているだけなので、牽強付会なところもあるでしょうが、大人の心で見逃してやってください。

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