1月3日 成功は運のせい(#225)
自問自答)失敗を運のせいにしていなかったかったか。成功を自分"だけ"の力によるものだと思いこんでいなかったか......。
私は、少なくとも2004年までは、失敗を運のせいにしていました。また、成功を自分の力によるものだと思い込むことは、つい最近までしていました。
2004年、あるセミナーで隣の席に座った方と仲良くなり、その方が講師を務めるお試しセミナーに誘われました。そのときにはじめて、失敗だけでなく、世の中のすべてのことの原因は自分にあるという考え方を知りました。
この考え方は、『松下幸之助 成功の金言365』に引用されている、次の松下幸之助さんの言葉と似ています。ただ、後述するようにちょっと違うところもあります。
つまり、成功は運のせいだが、失敗は自分のせいだということである。
このように考える利点は、たとえ成功しても、その際には小さな失敗している、それを発見しやすくなり、どんどん失敗しない体質になることのようです。
なるほどな、と思いました。
私は、2004年以来、失敗の原因は自分にあると思うように努めてきました。今では、ある程度自然にそう思えるようになり、失敗があっても人を恨むというようなことはほとんどなくなりました。
ただ、世の中のすべてのことの原因が自分にあるということになると、成功も原因は自分にある、つまり自分の力によるものだという考え方になってしまいます。
成功は、単に運によるものと考える――私には、目からウロコの考え方でした。
今日の一言)成功は運のせいだが、失敗は自分のせい(松下幸之助)
本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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