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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

1月29日 死ぬ瞬間までは、永遠に生きる~今日からちょっと書き方を改めました(#251)

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自問自答)すべてのものには寿命があり、消滅する。それでもその瞬間までベストを尽くすのだ。

自分の言葉で話そうと務めてきたはずだったのに、いつの間にか松下幸之助さんの言葉を解説するということをしていました。

松下さんの言葉を知りたい人は、、『松下幸之助 成功の金言365』を読めばいい。

今日からは、私は私なりに、同書の「自問自答」に答えていこうと思います。

さて、たとえばガンで余命数ヵ月の人が、死ぬ間際まで何かを成し遂げようとする話は胸を打ちます。

古くは、黒澤明の『生きる』などが代表的でしょう。

ただ、ここ数年、その手の感動話がすっかり"商品化"され、私は実はけっこう好きなのですが、辟易している人も多いように感じます。

ところが昨年、そんな人でも感動する話がありました。

そう。はやぶさです。

はやぶさの燃え尽きる瞬間の映像がYoutube等でも後悔されていますが、あれを見て感動しない日本人は少ないのではないでしょうか。

我々ははやぶさに賭けた人たちの努力に感動しているのでしょうか?

もちろん、それもあります。

日本の技術者たちの熱い魂に震え、また日本のロケット工学の父・糸川博士の想いに至って、感動します。

しかし、それだけではない。

感情も思考もないはずのはやぶさに、我々はなぜか感情移入してしまうのです。

それは、はやぶさが「けなげ」だから。

まるで、ペットに感じるような感情を、本当はただの機械であるはやぶさに感じる。そして、その感情を不思議に思わない。私もごく自然に、はやぶさの「けなげ」さに感動しました。

はやぶさはまさに最後までベストを尽くしました。

私は、はやぶさに負けたくないと思います。

今日の一言)相手が機械であってもベストを尽くしていれば感動する。人間なら負けてはいけない。

 

本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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