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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

毎日続けている人の秘密~習慣化は誰にでもできる(一日一言 #75)

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習慣化自体は誰にでもできる。何を選ぶかだけのこと。

●解説

私は、このブログをほぼ毎日書いています。

誉めてくださる方もいますが、全然偉くないのです。

私にとっては、このブログを毎日書くというのは、単なる決め事に過ぎません。

以前にも書きましたが、毎日自分に言い聞かせたくて書いているだけ。書かないと気持ち悪いだけなのです。

※実は、一日一言シリーズは、ある特定の方に毎日送っているメッセージでもあります。最近は、さすがに自分用とその方用の両方を書くのが時間的にたいへんになったので、両方兼ねる形になっています。つまり、まずその方にとってのメッセージを考え、それを自分に言い聞かせるように書いています。

●裏解説

こういうことを習慣化と言い、根っこは酒飲みが毎日酒を飲んだり、パチンコ好きが毎日パチンコへ行くのとなんら変わりありません。

毎日ジョギングしている人がいますが、あれだって毎日走らないと気持ちが悪いだけなのです。

私の知人に、毎朝5時に起きて、1時間執筆するという習慣だけで、2年で10冊を超える本を上梓した人がいますが、彼もそれをしないと気持ち悪くなるだけだとにらんでいます。

私の周りにはよい習慣を持っている人がたくさんいますが、私の目で見る限りは、最初は意地になってやっていたのが、しばらく続けるうちに癖になって、やらないと気持ち悪くなったという人ばかりだと思います。

習慣化に意志は必要ありません。意地になってやってみて、気がついたらやらないと気持ち悪いというふうになれば成功します。

ただ、何を選ぶかは重要でしょう。

やっぱり毎晩大酒を飲む習慣よりは、毎朝ジョギングをする習慣のほうがよいかと思います。

意志よりも大切なのは、動機付けです。

私の場合は、毎日自分に言い聞かせないと、人間としてダメになるからというのが理由です。人に何か伝えたいというパッションはそれほどないのです。やめたらダメになるという強迫観念が続ける理由です。

自営業や経営者でジム通いやジョギングを続けている方も、根本には体が資本であり、健康を失うことが恐ろしいからという理由があるはずです。

若いうちは人によく見られたいという理由のほうが続くことが多いかもしれませんが、ある程度の年齢になるとすでにいろんなことを諦めているので、こういう切羽詰った理由のほうがよいと思います。

もちろん、続けること自体が楽しいという理由が一番よいのですが、それはやらないと気持ち悪いの次にくる境地のように思います。

図にすると下のようになるでしょうか。

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何度見直しても身も蓋もない図解だなあと思います。

私の書いている話は、こんな風な身も蓋もない話ばかりです。

しかし、私は結局世の中は身も蓋もないことで動いていくんだなということを毎日自覚して生きていくことが一番だと思っています。

身も蓋もない世の中を受け入れる覚悟が大事なのではないでしょうか。

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