オルタナティブ・ブログ > 「走れ!プロジェクトマネージャー!」 >

スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

「難しい」ではなく「できません」と言い切る効率化

»

「それはちょっと難しいです」

こんな回答をする営業やエンジニアっていますよね。しかし、これでは、「どうすればできるのか?」という質問をしたくなります。費用が足りないのか、あるいは時間がかかるのか、それ以外の理由なのか、といった具合ですね。

しかし、この回答をしている人のほとんどが、どの理由にせよ、自分たちではできない、あるいはやりたくない、というケースです。

「だったら、はっきり言えばいいのに」

そう言われても仕方がないですよね。相手は実現がしたくて相談しているのに、「難しい」という回答ではすっきりしない、ということになります。

結果的に、いくつかのラリーの結果、「できない」と言われてがっかり。時間だけが無駄に過ぎた、ということです。この「無駄」は、双方にとっての無駄です。

であれば、最初からはっきり「できない」と伝える。もちろん、費用が見合わないとか、その時間設定では間に合わない、というものがあるのであれば、それをはっきり伝えればいいですし、自分たちの技術では実現できないとか、あるいは、そもそも技術で解決できることではない、というところがはっきりしているのであれば、それを伝えればいいのだと思います。

「難しい」ではなく「できません」と伝えることで、お互いの時間を無駄しなくて済む。そんなことを考えた今日この頃です。

Comment(0)