ユーザーエクスペリエンスを理解していない営業は生き残れない
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IT業界において、「ユーザーエクスペリエンス(UX)」というものが重視されています。それは、言葉通りの体験、疑似体験によって、その必要性に対して理解が深まり、結果的に「売れる」ということになるわけですね。
ところが、IT業界の営業の中には、その本質を理解せず、未だに「商品、製品」と「ソリューション」の区別がついていない人が、少なからず存在するようです。
先日、ランドローバーというイギリス車の中で、日本最大のスペースを持つランドローバー柏にお邪魔してきました。
ここには、ランドローバーというSUVを実体験してもらうための仕組みがあります。SUVとは、Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の略称であり、日本語に訳すと「スポーツ用途の多目的車」となります。
それを体験するために、わざわざ悪路を作り、丘に登り、通常の車では水没する深さの池を走行することで、実体験してもらう仕組みです。
これは、物理的に「自動車」というわかりやすい例ですが、我々が携わっているのがITである以上、その点でのユーザーエクスペリエンスをお見せしないといけないわけです。
お客様のことを考えるということは、そういうことなんだろうと思う今日この頃です。
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