捺印問題は政府だけじゃない
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先日お客様から、とあるクラウドサービスの解約のお申し出がありました。ですので、当然解約の手続きを進めるわけですが、とある東証一部上場企業のクラウドサービス解約には、どうしても捺印してほしいとのこと。
お客様はリモートワークなので、捺印が難しい旨を伝えたところ、上長の印鑑でもいい、との連絡を受けました。
さて、ここで不思議なのは、上長の印鑑となると、いわゆる認印、昔から三文判と呼ばれたものです。難しい名前でなければ、100円ショップでも売っているような印鑑です。これが、どうしても必要なものなのかが不思議なんですね。
現在、政府では捺印を極力減らす取り組みを始めていますが、民間企業、しかもIT企業で、未だに捺印を重視していることが、大きな問題だと考えています。
ペーパーレスを進めるとか言っても、捺印は紙が原則。電子捺印とかもありますが、今回は紙の捺印問題です。
今は日本中がたくさんの課題を抱えている時代。今、変わらなければ、どんどん時代遅れになっていく状況下で、当社も遅れたことをしないように身を引き締めないと、と思った今日この頃です。
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