社長ブログの存在と運用
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僕自身、今は社長になりましたが、このブログはもともと社員であった頃から書いています。
当時は、オルタナティブブログが始まったばかりで、またブロガーが広がりつつある中で、どんなブログにするべきか、試行錯誤しながらのスタートでした。
一方で、社長ブログというものが流行りはじめました。というか、サイバー・エージェントの藤田社長が流行のきっかけだった気がします。
外に向けて書きながら、ときに社員に向けて発信する。急激に大きくなったベンチャー気質の企業として、当時はとても新しい取り組みだったと思います。
ですが、多くの「社長」が長続きせず、一年も書いたらマシなほうで、ほとんどの社長たちが三日坊主程度で終わってしまいました。社内でしか話せないことを書くわけにいかず、では何を発信すればいいのか、分からなくなったのだと思います。
僕自身は、以前は仕事で得た教訓を書いたりしていましたが、最近は取引先と話したり、自分自身の過去の失敗に基づくことだったり、嬉しいことなどを徒然に書き連ねています。僕のワークライフですね。
社員に伝えたいことは、ブログに書くのではなく、直接伝えるようにしています。外に向かって書かれたものから、回り回って知るのも嫌でしょうし、何より直接伝えるほうが正しく、そして早く伝えられますしね。
あちこちの企業サイトに、ぶら下がったままの社長ブログは、早く消してしまうほうがいい気がする今日この頃です。
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