「あの会社はライバル」と思った瞬間に始まる思考停止
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日本IBMの中山さんが、興味深いブログを書いておられます。
「IBMとAmazonがライバルだって?冗談を言わないでくれ」には2通りの解釈がある
ここではIBMとAmazon、それぞれが持つクラウドプラットフォームについて、どう捉えるか、というお話です。
一方で、自社にとってどこがライバル、どの会社が競合と考えるか、捉えるか、という問題があります。
以前、とある勉強会で出会った方から、こんなことを言われました。
「ああ、イシンさんですね。うちのライバルですね」
おお、立派な会社の方なのに、こんな小さな会社相手に恐れ多い。(笑)しかし、こんな考え方をしてしまうと、「協業」という思考は停止してしまうだろうな、と。
現在、イシンが協業させていただいている企業の多くは、あるときは競合になっているわけです。でも、別のタイミングでは協業するわけで、それがまっとうなあり方だと考えています。「あの会社は競合だ!」と決めつけてしまうと、お互いのいいところを持ち寄ろうという考えはなくなってしまう。
今の時代、お互いの得意分野を持ち寄るとか、協業して提案するということが当たり前になってきていると思います。上手にお互いを使う。そんなことができ、それがお客様にとって一番役に立てると素敵だなと感じる今日この頃です。
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