なぜ今、学習にiPadが使われるのか
この図は、弊社のパートナーでShare Anytimeの開発元であるMetamojiさんのサイトのイメージ図です。一般的な学校では、数十年前と変わらず、黒板に書いたもので学習をします。しかし、この図にあるように、先生が書いたものが生徒・学生の手元にあるタブレットに表示されたら。必要なものも必要でないものも含めて、全てを写し書きする必要がなくなります。
昨年後半から現在も含めて、多くの「学校」あるは「教育」に携わるみなさまから、iPadおよび周辺サービスの導入のご相談をいただき、実際に中高一貫校、塾など多数の教育機関にiPadを導入し、またWi-Fi敷設も含めてご支援している次第です。じゃあ、先ほどの説明のように、生徒の手元に映しだされるだけがiPadの長所なのでしょうか。
僕たちが学校にShare Anytimeをご紹介しているのは、「双方正」です。先生から生徒へ、そして生徒から先生、あるいは生徒から全員に向かって伝えることが出来る。それを、いちいち前に出て、チョークを持って、手元のノートと同じ内容を黒板に書き込む、なんて必要はありません。一人を前に読んで、書き込んで席に戻る。この時間だけでももったいないです。Share Anytimeであれば、双方向にやり取りできることに加えて、そういう時間を無くしてしまうことが可能です。
また、文教方面では、オープンソースのソフトもたくさんあるのですが、ユーザーインターフェースが複雑で、結果的に先生が使いこなせていないことが多いのですね。これが一番問題です。先生は若手ばかりとは限らない。また、若手の先生だからスマートフォンも使っているかというと、それも決してそんなことはない。街中を見渡しても、若くてもフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)を使っている人もいます。
僕たちはそういう意味でも、iPad活用開始時に合わせて、先生のトレーニングも行なわせていただいています。先生のレベルを合わせて一斉にスタートさせる。先生が使いこなしたうえで、生徒と向き合うことができるのですね。iPadなどのガジェットは、生徒にとっては何らハードルはありませんから。
ということで、明日も関西の学校に伺う予定です。
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