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教えると良いこと、悪いこと

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昨日は静岡への弾丸往復。距離だけで言うと片道170kmで十分出張と言える距離ですが、19時半から2時間ほどのiPad勉強会開催のために往復するだけなので、昨日のうちに帰ってきました。次回こそは、静岡でゆっくりおいしいものを食べたいものです。

 
昨日は、とあるチェーン店の店長さんたちにiPadの勉強会。年齢も決して若いとは言えない年代の方々で、到着直後から「オレでも大丈夫ですか?」という質問があるほど、いわゆるITには精通していない方々です。それでも使いこなせるのがiPadのいいところですが、とは言っても最初からサクサク使いこなせるわけではないですよね。基本中の基本から覚えていただき、ホームボタン、タップ、ピンチイン/アウトなど、普段聞き慣れない言葉も覚えていただく必要があります。
 
さて、僕が勉強会を担当させていただく際は、一つのことを何回も言い方を変えて説明しています。そうやって、理解度を高めていただく。それでも、最初は覚えることが多すぎて大変になってきます。文字入力ひとつとっても、キーボードの切り替えがなかなか覚えられない方もいらっしゃいますが、それも何度もやって覚えていただくようにしています。
 
そこで、何度かご説明して覚え始めてくると、出来るだけ説明を減らして考えていただくようにします。少し覚えたけれど、まだきちんと習得したわけではない。そういう状態の時に「ああ、そうだった」と思いだしていただくプロセスが重要なんですね。これをやらずに、また教えてしまうと、また忘れてしまいかねません。
 
ところが、なかなか皆さん我慢ができず、隣の人が教えたり、あるいはすぐに手を出して代わりに操作してしまったりします。これは学校でも同じですが、「考える」「思い出す」というプロセスを経ることで、次に新しいことを覚えるときにも集中力が違ってくるのですね。
 
日本の学校は大抵一方通行で、教師(教授)→児童または生徒(学生)、となっており、「質問はあとでまとめて受け付けます」と言ってみたり、中には質問を嫌う教師もいる始末。これではなかなか身につかないのが現状ですね。
 
最近では双方向の授業をやろうという声が増えてきていますが、とはいえまだまだ。同様に、社会人に何かを覚えていただく、身に付けていただくためには、「教える」という気持ちをグッと堪えることも大切なんですよね。僕もついつい手や口が出てしまいそうになるのを堪えています。
教えることで覚えていただきたいわけですが、覚えていただくことを主語に考えると見え方が変わってくるのでしょうね。
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