ChromeOSとGoogleAppsで、本当にもうこれでいいんじゃんない?
今月最初に「iPadのGoogleアプリが更新されて、もう全部これでいいんじゃない?」というエントリーを書きましたが、それを体感してきました。
川原さんからお声がけをいただき、六本木にあるGoogleさんのオフィスにお邪魔してきました。(写真は米国Googleのオフィス)
写真を撮ってきませんでしたが、銭湯のような部屋まであって、いろんな意味で先進的なオフィスです。(笑)
さて、GoogleAppsの最新の機能をご紹介いただこうと思ったところ、ChromeOSの端末をお持ちではないですか。そのSamsungの端末は薄くてスッキリ。本体も非常に軽いんですよね。さらに、起動時間は電源オフの状態からはじめてなんと8秒!これには驚きです。
僕たちが普段使っているパソコン的に言うと、デスクトップが無くて、いきなりブラウザです。全てがブラウザの中で出来るわけですから、それだけでいいんですよね。
GoogleAppsもすごく進化していることを認識しました。メール、カレンダーはもちろん使いやすいし、ドキュメントも共同編集できるし、テレビ会議機能もあります。現在は一度に10人まで入れるそうですが、その人数で共同編集しながら話し合えるわけですよね。
テレビ会議というのは、全員が画面に映し出されて便利なのですが、人数が増えると参加意識が薄れる人が出てくるんです。画面を見ていると、他のことをしていたり、会議で話し合われていることを聞いていない人が出てきたり。個人の問題もありますが、AさんとBさんが熱く語り合っていても、Cさんにはその空気感は伝わりません。ですが、共同編集できる状態であれば、その感覚も変わるかも知れませんね。
旧来のシステムを使ってきた企業には、まだまだ導入を躊躇するところも多いとは思います。セキュリティが心配、といった不安を持つ企業も多いでしょう。クラウドに対する誤解と、根拠無き不安も多いと聞きます。
この「根拠無き不安」が、結構費用がかかるんですよね。そこをどう考えるか、かも知れませんね。GoogleAppsを使っている当社でも、まだまだ機能全体で言うと半分も使い切っていないことを体感しました。まだまだ使える機能はありますね。皆さん、ありがとうございました。