ベストは尽くすが全力は使わない
先日、お客さんの会社の取締役、執行役が勢揃いした場所で、合計2時間のプレゼンテーションを行なってきました。発注をいただくためではなく、これからの流れ、方向性といったことがメインテーマです。質疑応答を含めての2時間だったわけですが、おかげさまでとてもいい時間になりました。
自分としてもベストを尽くし、全力で取り組んだわけですが、正直言って翌日に少し疲れが残っています。いやぁ、年なんだなぁ、と実感。朝からストレッチをしたり、犬の散歩で気分転換。何とか出社前には回復できました。
ベストを尽くすことと、全力で取り組むことは、イコールというわけではない気がしてきました。いや、前々から感じてはいたのですが、若い頃はそんなことを考えなくても良かったんでしょうね。朝まで飲んでも、そのまま会社に行って資料を作って、早朝会議で喋りまくっても平気だったんですから。
今年50歳を迎える自分としては、そうはいかないわけです。
「もう若くないから」
こういう消極的なことではないです。そうではなくて、どうすればベストを尽くしながら、ベストコンディションを維持し続けられるか、ということなんですよね。
あるときにもの凄いパフォーマンスを発揮しても、その次の日に体調不良で休んでいるようでは、そういう人に仕事を任せるのは不安になるものだと思います。特に、その人が外部の人だったりすると。もう少しバイオリズムの曲線が緩い人がいいな、と思うものではないかな、と。
しかし、それがとても低い位置を保っているのも、僕の目指すところではないわけです。出来るだけ、100に近いパフォーマンスを発揮し、それを維持し続けたいんですよね。
そう考えてみると、もっと準備に力をかけるといったことが必要になるんでしょうね。段取り八分ですね。そして本番に、もっと余裕を持って取り組むということかと思います。毎回全力で取り組んで、翌日疲弊しているようではいけない、と自戒の念です。
皆さんは、どのようにご自身をコントロールされているのでしょうか。