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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

大人になってからの友達しかいない

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 伊藤さんが書かれていた「大人になってからの友達」というエントリーは、すごく考えるところがあって、すぐに反応できないでいました。
 友達の定義は人によって違うでしょうし、友達にもいろいろあるでしょうし、友達の距離感もあり、密度もありますよね。
 自分は友達だと思っていても、先方はそうでもなかったり。片思いもアリだと思うし、でも両思いのほうが嬉しいし。

 僕はいつも友達に恵まれているように思っています。ただ、子供の頃からの友達というのはいないんです。
 小学1年生〜2年生は担任の先生に散々いじめられて(ほんとですってば!)、だから教室にいつのがつまらなかった。3年生になってその先生が妊娠して退職したので、そこからだいぶ楽しくなりました。
 中学までは地元で、高校は電車通学。高校は先生方とも仲良くできましたし、担任の先生も尊敬できる先生でした。高校の仲間は仲良かったな。でも、アルバイト三昧の日々だったので、バイト先の先輩と遊ぶことが多かった気もします。
 大学はシンガポールに行ってしまったので、日本での友達とは疎遠になりました。高校の頃に通っていた中国語教室の仲間とは連絡を取り合っていましたが、帰国後には連絡がとぎれとぎれになり。
 社会人になって仲良くなった人たちが、今でも大阪に帰るたびに食事を一緒にする人たちで、僕は友達だと思っています。かれこれ20年以上の付き合いになりますしね。
 その後、東京に来てからの仲間も、今でも定期的に飲みにいく仲間がいますし、その後の仕事で知り合った仲間も、一緒にハワイに遊びに行った人たちもいます。これまた、僕は友達だと考えています。そして、1月以降に僕の仕事を考えてくれた人も、僕は友達だと考えています。

 友達の定義はさまざまだけど、僕はビジネスで知り合う人にも息があったり、一緒に話し込んでいるうちに人生観に意気投合したり、そこから更に新しい仕事が生まれたり。

 いや、実際はここにイメージした人は、誰一人僕のことを友達だと思ってはいないかも知れません。ほんとは。
 もしそうだと、ちょっと寂しいかも知れないけれど、でも会うことが無くなるわけではないですし、別にそれはそれでしょうがないかな、と。

 僕にとって仕事はとても大切です。食べるためというより、僕自身を保つために。で、そこには必ず人が絡むし、その人は出来れば好きな人であってほしい。好きな人となら、すごくがんばれるから。その人は、時として更に深く付き合うようになったりするわけで。

 友達というのは、具体的であり、しかし僕の心の中にいるのかも知れません。皆さん、今後ともよろしくお願いいたします!

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