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【図解】コレ1枚でわかる情報システムの3層構造

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さまざまな業務を処理する情報システムは、大きく分けて「アプリケーション」「プラットフォーム」「インフラストラクチャー」という3つの階層(レイヤー)で成り立っています。この構造は、私たちが普段利用しているスマートフォンから、企業の巨大な基幹システムに至るまで、基本的に共通しています。それぞれの役割を整理しておきましょう。

  1. アプリケーション(特定の業務処理を行うソフトウェア)

「アプリケーション(Application)」とは、本来「適用、応用」という意味を持つ言葉です。ITの世界では、ユーザーの個別の目的や業務の流れをコンピューターで実行するためのソフトウェアを指します。一般的には「アプリ」と略されます。

企業で利用される販売管理システム、経費精算システム、文書管理システムなどがこれに該当します。また、私たちが個人で使う表計算ソフト、Webブラウザー、音楽再生ソフト、ゲームソフトなどもすべてアプリケーションです。ユーザーが直接操作して恩恵を受ける、システムの一番「表側」にある存在と言えます。

  1. プラットフォーム(アプリで共通に使う機能を提供するソフトウェア)

「プラットフォーム(Platform)」とは、「土台」や「基盤」を意味します。ここには、さまざまなアプリケーションを動かすために「共通して必要となる機能」を提供するソフトウェアが配置されます。

例えば、アプリケーションがネットワークを通じてデータを送受信したり、ストレージ(記憶装置)にデータを保存したりするには、ハードウェアとのやり取りを仲介する機能が必要です。これをアプリケーションごとにゼロから開発していては膨大な手間がかかります。そこで、システム全体の動作を制御する「オペレーティングシステム(OS:Windows、macOS、Linuxなど)」がプラットフォームとして提供されています。

また、OS以外にも、大量のデータを体系的かつ安全に管理する「データベース管理システム」や、システム全体の稼働状況を監視する「運用管理システム」なども含まれます。これらは、アプリケーションとOSの中間に位置することから「ミドルウェア」と呼ばれることもあります。

  1. インフラストラクチャー(ソフトウェアを動かすためのハードウェアや設備)

「インフラストラクチャー(Infrastructure)」は、「下支えするもの、社会基盤」という意味を持ちます。ITシステムにおいては、プログラムを物理的に動かすための電子機器や設備の総称です。

具体的には、計算処理を行う「サーバー」、データを保管する「ストレージ」、通信を担うルーターやスイッチなどの「ネットワーク機器」といったハードウェアが含まれます。さらに、これらを設置するための「データセンター」、そこに電力を供給する電源設備や、機器が熱を持たないようにする冷却装置なども広義のインフラストラクチャーに含まれます。

個人所有のパソコンをインフラと呼ぶことは稀ですが、企業や組織がネットワークを介して共同利用するシステムの土台は、まさにビジネスを支えるインフラ(社会基盤)として機能しています。

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